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中長期的にはアギラー選手のホームランより重要な古賀選手の活躍(2024年2月18日キャンプ紅白戦)

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今晩は。試合形式の映像を見ると開幕へのテンションが上がるtthgです。

今年初めての一軍の紅白戦なのでじっくり観戦したのでその感想を。主な内容は以下の通り。

1.中長期的にはアギラー選手のホームランより重要な古賀選手の活躍

2.アギラー選手の素晴らしい打撃と今後の注目ポイント

3.やや不安なヤン投手とアブレイユ投手

4.明暗分かれた後ろの中核を担う可能性ある投手(本田投手、水上投手、豆田投手、佐藤投手)

5.その他の選手について

1.中長期的にはアギラー選手のホームランより重要な古賀選手の活躍

アギラー選手のホームランが一番派手な成果だった思うし、そこ短期的に重要なのは間違いない。ただ、tthg的には一番のハイライトは古賀選手の活躍。二打席目に佐藤投手のストレートをセンター前にクリーンヒット。佐藤投手のストレートは一軍でも通用する一級品なのでそれを捉えたのは良かった。更に良かったのは次の打席足のある高松選手が一塁に居る打席で松本投手から四球を選んだこと。松本投手は今日登板の投手の中では一番出来が良かったがきわどいコースを見切って四球を選んだ。古賀選手に求められる打撃は長打ではなくこうした場面での後ろにつなぐ打撃である。昨年後半に結果を残した古賀選手が引き続き結果を残したことは大きい。今年に限って言えばアギラー選手の打撃は重要だが、古賀選手が大成するか否かは5年後まで影響する。FAで残ってくれれば10年単位で扇の要を担う可能性があるだけに長期的な重要度は古賀選手のほうが高い。

2.アギラー選手の素晴らしい打撃と今後の注目ポイント

一方、今年の打線の命運を握るアギラー選手とコルデロ選手。コルデロ選手の方は今日のところは特筆すべき点はなかった。アギラー選手のホームランは価値の高いものだったし、最終打席に豆田投手のストレートをきっちり捉えた(結果はサードライナーだったが良い当たりだった。)点も見逃せない。ただし、気になるのは2打席目の本田投手に奪われた見逃し三振。ツーストライク後なのに振るそぶりすらなかった。アギラー選手はベースからかなり離れて立っているので一打席目に捉えた隅田投手のストレートはコースは内角低めだったが、実質「真ん中よりの内側」ぐらいのロケーションになっていた。反対に本田投手の外低め一杯の球はかなり遠く感じるであろう立ち位置である。「外が得意だからベースから遠くに立っている」という事なら良いが、「内側を対処するために遠く立った結果外目の見極めが難しくなっている」とするなら長期的には不安である。この点は今後推移を見守りたい。なお、守備におけるハンドリングは素晴らしいものがあり、ライナーへの反応やワンバウンド送球を捕る技術など随所に良いものを見せていた。守備ができるならDH起用しなくてよいので大きい。

3.やや不安なヤン投手とアブレイユ投手

次に注目したいのが新外国人投手2人。正直二人とも制球に難ありと言わざる得ない。ヤン投手は高さで言えば低くてボールだが、左右はベース番の上(ないしストライカらボールゾーンに逃げる)変化球をことごとく見極められており、球が見極められやすい特徴があるのかもしれない。アブレイユ投手についてはランナーが出た後のけん制悪送球があり、セットになった後の制球が疑問である。ランナーを置いた後の投球がどうかという点を今後注視したい。

4.明暗分かれた後ろの中核を担う可能性ある投手(本田投手、水上投手、豆田投手、佐藤投手)

それから、本田投手、水上投手、豆田投手、佐藤投手と後ろの中核を担う可能性ある投手たちについて。この中では豆田投手の内容が一番良かった。正直荒れ球でアギラー選手に捉えられた球は反省すべきだが、それ以上に画面越しにも分かる球威が素晴らしかった。今日は球速表示がなかったが、直前に投げていたタカハシ投手より明らかに球が速そうに見えた。タカハシ投手が先発転向を見据えて去年のシーズンより力を抜いていた可能性もあるが、それでも去年のスピードガンを参考にすればせいぜい5㌔ぐらいの違いと推察されるが、それ以上に違いを感じた。またコルデロ選手の打球は画面越しにはセンター前にライナーで飛んで行きそうに見えたが、ショートの手前で失速しており球の力で押し切っていた。投げたコースは真ん中高めで打者としては完全に力負けしていた。後は変化球というところか。

佐藤投手は変化球で空振りを取れているところが良かったが、逆に軸になるべきストレートを古賀選手と児玉選手にクリーンヒットされていた。打者二人が好調なのか佐藤投手のストレートが悪かったのか画面越しには判断がつかなかったが今後ストレートの出来は注視したい。本田投手と水上投手は全般的に制球がイマイチで高い点はつけられない。彼らは現状セットアッパーとまではいかないまでも4-6番手の中継ぎとしては大事な存在だけに次回は巻き返してほしい。

5.その他の選手について

最後に残りの選手を簡単に。平良投手と隅田投手は制球が若干雑だったので次回以降の結果を見たい。初回に平良投手から犠牲フライを打ったブランド選手は「元気なら」という気にさせられた。佐藤龍選手もヒット1本出たしまずまず。西川選手、長谷川選手当たりにヒットが出ているのは外野争いでは要注目。逆に蛭間選手が寂しい結果だった。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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