今晩は。大きく変動する気温に戸惑い気味のtthgです。
今日はライオンズの今シーズン2回目の紅白戦の感想を。主な内容は以下の通り。
- 結果だけでなく内容もある打撃を披露した元山選手とブランドン選手
- 次回以降も気になるルーキー投手達
- セットアッパー候補として上々の滑り出しではあるものの、内容に不安もある甲斐野投手
- 外国人4名については微妙
- その他
- 総括
1.結果だけでなく内容もある打撃を披露した元山選手とブランドン選手
今日の試合で一番目立ったのは元山選手とブランドン選手。いずれもマルチ安打でタイムリー込み。安打の内容もポテンヒットとかではなくきっちり捉えた当たりがヒットになっていた。春先でまだ投手が出来上がっていないとしても得点圏でも結果を出したという点は明るい材料である。彼らのような実績のない組は紅白戦と言えど正念場。ここで結果を残せないと次のチャンスが減っていく。内野はサード以外比較的レギュラーが埋まっている状況だが、サードを高いレベルで争うような事になれば、DHでの起用や外崎選手の外野移行という選択も視野に入るだけに彼等にはぜひ頑張って欲しい。特にブランドン選手は初年度に一軍で通用し得る兆しは見せていたので期待したい。
2.次回以降も気になるルーキー投手達
次に目についたのは武内投手と糸川投手のルーキー二人。二人とも次回以降のチェックポイントはあるが、見るべきものはあった。武内投手は全体的な制球がまとまっているのが良い。特に二イニング目に変化球をほぼ低めの良いコースに投げ切っていたのが素晴らしかった。糸川投手は球数少ない中でも、高松選手からは変化球で空振り奪い三振。モンテル選手はストレートで押し切っていた。「ショートイニングなら」という期待はある。
次回以降チェックポイントは、武内選手は初回の三凡の内容がいずれも強い当たりが結果的にアウトになっていた点。糸川投手は昨年終盤にプチブレイクした古賀選手に打たれたセンターフライが芯を喰っていた点。いずれも対戦する打者のレベルが上がった時に対応できるのかチェックしたい。
3. セットアッパー候補として上々の滑り出しではあるものの、内容に不安もある甲斐野投手
甲斐野投手については結果も残したし、アギラー選手を三振にしとめたフォークなどは流石だった。セットアッパー候補として上々の滑り出しである。ただ、甲斐野投手についてはどうしても基準がデビュー年の圧倒的なパフォーマンスになってしまう。試しに2019年のCS初戦の登板を見返してみたが、明らかに当時のほうが球にキレがあった。ストレートで空振りは奪えるし、フォークの落ちも当時のほうが鋭かった。この印象は昨シーズンのライオンズ戦での登板と比較しても変わらない。球速表示は回復したものの球の質は肘の怪我の影響で低下しているように見える。それでも実績は確かなのでセットアッパー候補ではある。それ故、今後の試合の内容を注視したいし、大事に使ってあげる必要もある。
4. 外国人4名については微妙
今シーズンの命運を左右するであろう外国人4名については微妙だった。ヤン投手の2三振は流石。源田選手に流し打たれたヒットや明らかなボール球が散見された点が微妙。アブレイユ投手は良い球と悪い球がハッキリしていた上に、ブランド選手のヒットと元山選手のセカンドライナーは捉えられた打球だった。コルデロ選手とアギラー選手は二人でコルデロ選手のポテンヒットのみ。アギラー選手は6回表のバックホームをカットしてサードでアウトを捕った守備は良かったが明らかな打ち損じもあり打撃はサッパリだった。悪天候で気温が低かった故に対応できなかったという事にしておきたい。
5.その他
平井投手、與座投手は正直ピリッとしない。今井投手も相変わらず突然制球を乱す。外崎選手も打撃で良い結果が出ていない。この辺の実績組についてはまだ調整ということでしばらく様子見である。反対に元気なのが源田選手。ヤン投手から流し打ったヒットだけでなく、平井投手から打ったライトフライも捉えた当たりだった。個人的には源田選手が引っ張りで強い当たりが出る時は好調と思っているので良い傾向である。
6.総括
総じて新戦力に明るい材料が多かったので紅白戦としては良かったのではないか。既存戦力が調整途上でも目立つようでは、昨シーズンからの上積みは望めない。もちろん既存戦力が去年並みに活躍する事は前提だが、それでは下位に沈むことが確定してしまうのだから。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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