ネビン選手と渡部聖弥選手の存在は「優勝」ということを考えた場合に足枷かもしれない。

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今晩は。複雑な気分のtthgです。

今日は、ネビン選手と渡部聖弥選手の存在が優勝の確率を下げてしまうかもしれないということについて。主な内容は以下の通り。

1.渡部聖弥選手のDH起用の問題点

2.ファーストとDHが中距離打者で埋まることのリスク

3.NPBにおける長距離砲の価値は上昇している

4.ネビン選手と渡部聖弥選手の存在がフロントに「補強しない理由」を与える危険性

1.渡部聖弥選手のDH起用の問題点

先日xにも投稿したが、ネビン選手と渡部聖弥選手の存在は「優勝」ということを考えた場合に足枷になってしまうかもしれない。まず渡部選手は新人離れした打撃を披露しているが、怪我が頻発し最近はDHでの出場が増えている。正直これだけ短期間に怪我をする選手を常時守らせるというのは不安であり、新人とはいえDH起用もやむなしである。しかしながら、仮に長期的に渡部選手がDHでしか使えないとなると厄介な問題が生じる。それは打力に優れる外国人を補強する確率が減るということである。現在の円安やメジャーでの年俸高騰によりサードやレフトをきっち守れる長距離砲を獲得できる確率は低い。どうしても外国人はDHやファースト専の選手になりがちでる。しかし、DHが渡部選手で埋まってしまうと外国人の長距離砲を獲ってきても宝の持ち腐れである。もちろん、渡部選手がDH専任なら30本確実に打てて、打率も2割後半打てるとかなら話は変わってくるが、現状の渡部選手は中距離打者であり、そこを任せるには心許ない。

2.ファーストとDHが中距離打者で埋まることのリスク

ネビン選手についても似たような状況が生じており、ファーストの守備は無難にこなしているが外野は怪しい。彼も渡部選手と同様、今のところ中距離打者という評価が妥当である。そうなると、ここでも外国人の長距離砲の補強確率が下がるという問題が生じる。ファーストとDHが埋まった状態であるならば、サードやレフトで及第点守備ができる長距離砲をFAかドラフトで取って来るということが必要になる。それはかなりハードルが高い。

3.NPBにおける長距離砲の価値は上昇している

tthgが長距離砲にこだわる理由は現在のNPBが極端な「投高打低」だからである。昨今の打者の打率低下傾向は顕著であり、連打で点を取る確率が下がっている。そんな中「ホームラン打者」の価値は相対的に上がっている。分かりやすい例が2022年のライオンズだろう。この年のライオンズは山川選手が打ちまくって打線を支えていた。それ以外の選手がが極端に打撃不振だったが、この年は夏場まで優勝を争っていた。連打が望みにくい状況の中、他の選手の好不調に関わらず点が入るホームランの価値は相対的に高まっている。この状況で、ホームランを打てる打者が打線に組み込めないという状況は現状において非常に痛い。

4.ネビン選手と渡部聖弥選手の存在がフロントに「補強しない理由」を与える危険性

そう考えると、渡部聖弥選手の存在は「優勝」ということを考えた場合にプラスどころかマイナスの可能性すらある。彼らがDHとファーストを埋めている限り外国人長距離砲が打線の中に入ってこない。極端な話、彼ら二人がいなければ低確率ではあれど外国人が二人大当たりして、来年劇的に打線の力が伸びて優勝というストーリーが描ける。二人には大変申し訳ないが「中途半場に」ファーストとDHが埋まるという状況はCS争いはできても優勝は無理という状況を生みかねない。それどころか、フロントからすると「下手に優勝すると年俸高騰が怖い」ので、「中途半端に打線が活発化してくれたほうが観客動員が望めるので良い」という考え方もできる。tthg的には今すぐにでも外国人打者を補強して欲しいところだが、今のフロントの動きを見ているとネビン選手で外国人枠の一つは埋まったので向こう二年は「外国人野手はあと一人連れてくれば良い」ぐらいに考えて、海外スカウトに「投手中心のスカウティング」を要求していそうである。

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