おはようございます。今後のライオンズに注目しているtthgです。
松井監督が休養とのこと。今日はこの松井監督休養についてのtthgの見解を書きたい。内容は以下の通り。
2.松井監督は「戦力を与えられなかった」という言い訳はできない。
1.松井監督休養は必要だった。
tthgは今回の決断について必要なことだったと思っている。プロは基本的に結果が求められる世界であり、「内容や過程を踏まえて免責される範囲」には限界がある。勝率3割とかのレベルで負けたらすでにエンタメ興行として失格であり、どんなにエクスキューズがあっても責任が問われる。特に現場の大将はそれを免れることはできない。松井監督のような「球団のレジェンド」であってもそれに例外がないことを示すことは現場の緩んだ空気を変える効果もある。コーチや選手もこれを見れば「明日は我が身」と感じる。(感じないとすればプロ失格)それだけでも、意義はある。
2.松井監督は「戦力を与えられなかった」という言い訳はできない。
更に言えば、松井監督は「戦力を与えられなかった」という言い訳も実はあまりできない。なぜなら、今一軍で結果を求められる選手は松井監督が二軍監督や一軍ヘッドだったころに「育成されるべき」選手である。特に松井監督の直接の領分である野手の育成がボロボロだったということについては強く責任を問われるべきである。育成だけで優勝できるほど甘くないのは事実だとしても、勝率3割の言い訳にはならない。引退後指導者として5年間時間があったわけで、その間に指導者として結果を残せなかった以上休養もやむなしである。
3.渡辺GMの責任も重い。
代行は渡辺GMとのこと。この状況で監督を任されるのも大変であり、その部分をGMが引き受けるというのは合理的である。もちろんGMも補強について十分な働きをしているとは評価できないし、その責を負うべきでもある。だから、基本的にはGMもこの急場をしのいで来期の監督・コーチ・フロントの陣容の道筋を示して退任することが必要である。GMが球団に残る道は「現有戦力で勝つこと」である。少なくとも、今期中に勝率5割ぐらいまで持って行き「補強戦略は正しかったが現場の運用がダメだった」と証明する必要がある。
4.最大の問題は「選手に全く投資しない球団の姿勢」。
ただし、GMも今の結果の全てについて責任を負うべきではない。下記の記事でも書いたように「選手に全く投資しない球団の姿勢」が最大の問題である。GMだって無尽蔵に予算を使えるわけではなく、社長なりオーナーなりにお伺いを立てないといけない立場である。そこから予算を引き出すプレゼン力がGMに求められるのは確かだとしても、財布のひもを握っているほうが「強くなくても儲かれば良い」という姿勢である限り、強くなるわけがない。「育成」が重要というのは中長期のチームの基盤形成の話であって、これだけ低迷しているチームが当面の競争力を確保するには投資が不可欠である。
5.球団のレジェンドに詰め腹を切らせた者の最低限の責務。
松井監督休養、渡辺GM緊急登板が現状の打つべき手だとしても、その先の球団改革がないならば、無意味である。球団の「やってる感」を演出してお茶を濁す手段なのだとしたら、問題の先送りでしかない。球団社長及びオーナーには、この事を肝に銘じて球団改革に心血を注ぐべきである。それが球団のレジェンドに詰め腹を切らせた者の最低限の責務である。それができないなら、NPBで球団運営する資格はない。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
本記事を評価頂けるようでしたら下記のバナーのクリックをお願いします。本ブログのブログ村におけるランキングが上がりtthgのモチベーションになります。
にほんブログ村
にほんブログ村
本ブログは管理上の理由からコメント欄を停止しています。コメントがある場合は、Xにて本記事へのコメントに「@tthg1994」と「本記事URL」を添えてポスト頂きたく存じます。なおブログの記事を更新した時は必ずXでも更新通知のツイートをしますので定期的に本ブログを読みに来ている方はXで@tthg1994をフォローして頂くと記事の更新状況がタイムラインに流せるので便利です。