「打線は水物」という格言が重い。これが打線頼みのチームの限界なのか。意地をみせろ投手陣(2018年10月20日対ホークス観戦記)
今晩は。どうても外せない仕事のため11時まで情報を遮断していたtthgです。
後一本が出なかった。さすがに2点では勝てない。木村選手の望外のホームランで2点差になって以降4回の山川選手と栗山選手の紙一重でホームランという打球が失速し、5回1死2塁と6回無死1.2塁どちらもタイムリーが出ず。そして7回に投手陣が崩壊して致命傷を負ってしまった。
打線は水物と良く言われるが、今年のライオンズはその格言に挑戦するかの如く打ち勝ってきた。しかし、最後の最後でこの格言の重みを感じるざる負えない。やはり、打者は成功率3割の世界で一流と言われるスポーツで打つ勝つだけでは限界がある。4-6回も同点の場面だったらもっと違った結果があったかもしれないが、短期決戦でどうしても点が取りたい場面で普段通りの力を出すことは難しい。良く比較される01年の近鉄も実は短期決戦の日本シリーズでは負けている。それだけ打撃とは繊細なもので、ちょっとした歯車が狂ったら結果は逆になりやすい。そして短期決戦でその歯車の狂いを修正するのは容易ではないということなのだろう。
明日は、ホークス投手陣の中では経験値が低い高橋礼投手。高橋投手が重圧でガチガチでストライクは要らないとかになれば別だが、今日の様子からすると、序盤で大量点というホークス戦での勝ちパターンにはまる確率は低いとみるべきだ。そう考えるとウルフ投手の出来が相当重要になってくる。少なくとも先に点を取られては絶対にいけない。先に点をやったら打線には「負けたら終わり」という重圧が更に強くなる。その状況では逆転を期待するのは難しい。
投手陣は今年一年「投手が弱い」と散々言われてきた。プロとしてそれは恥ずかしい話である。その汚名を返上できないまま優勝したシーズンを終わって良いのだろうか。プロとしてそれで良いと思っている投手は誰一人としていないはずだ。仮にも投手陣の中に「優勝して給料上がるからそれでいいや」などと思っている者がいるなら今すぐユニフォームを脱いで別の道に行くべきだ。打ち勝つ野球だけでは頂点が厳しい状況に追い込まれた今こそ投手陣の力が必要だ。明日投手陣の力で勝つ。それを実現することがプロの投手としての意地とプライドであるはずだ。
2018シーズンのライオンズを「打撃のチーム」で終わらせるな投手陣。
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