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ライオンズの佐藤選手と山川選手の不祥事に関する処分が同等である理由とは?

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おはようございます。tthgです。色々悩んだが、ずっと頭を離れない件を文章にして外出してみる事にしました。主な内容は以下のとおり。

1.佐藤選手と山川選手の処分が同等である事への違和感

2.違和感を解消するために山川選手と球団の思考を読み解く

3.山川選手と球団の思考の根拠

4.それでも完全に納得するのは難しい。

1.佐藤選手と山川選手の処分が同等である事への違和感

最近、佐藤龍世選手の打撃復調している。短期的とは言え二年連続で打撃で結果を出せているので一定の再現性がる。それ故、多少なりとも来期に通年の活躍が期待できる選手である。しかし、tthgは佐藤選手については複雑な気分である。理由は佐藤選手の過去の犯罪に対するライオンズの処分である。佐藤選手はコロナ渦で外出禁止中に外出しただけでなく、89キロというとんでもない速度超過で車を走らせ1後に懲役3年執行猶予2年の判決を受けている。球団は2020年8月に佐藤選手の申告に基づき「無期限出場停止」という処分を課した2

佐藤選手単体で見れば妥当に見えるが、昨年山川選手が性的暴行疑惑で「不起訴」だったのに球団は佐藤選手と同じ「無期限出場停止」を課した3。社会的インパクトやファンの感情を考慮すると違った判断もあるのかもしれないが、少なくとも日本の現状の法律を前提として、佐藤選手と山川選手の事例を評価すれば、「同等」というのはあり得ない。佐藤選手は事実を認めており、犯罪の成立に疑いの余地はなかった。また、司法もそれを追認している。しかし、山川選手について司法は「犯罪の成立が断定できない」という判断を下していた。「犯罪の疑い」と「犯罪が事実」は天と地ほど法的な評価は違う。

tthgとしてはこの二つの事例をどう解釈すべきかずっともやもやしている。だから佐藤選手がいくら活躍しても心から応援できない。球団の不平等(に見える)対応が頭をよぎるからだ。

2.違和感を解消するために山川選手と球団の思考を読み解く

tthg的には一応その解は以下のように収める事にしている。

・山川選手の処分段階でFAを前提とした下交渉が完全に決裂していた。

・球団はタダで出て行かれるぐらいなら「コンプライアンスに厳しい」というイメージを崩さないよう山川選手の処罰を明確にしたかった。

・球団は下手に次年度のレギュラーシーズンで「就職活動」をして抜けられるぐらいなら今年の内に「球団イメージを落とす不良債権」を処理したかった。

・山川選手としては実戦で活躍できることを証明しないとFAしても取り手がないことが危惧された。

・そこで球団は処罰を実行する代わりに「フェニックスリーグでの就職活動」を許可した。

・山川選手は「不起訴なのに処罰はおかしい」主張する事や司法に訴える事を控える代わりに「フェニックスリーグでの就職活動」を得た。

3.山川選手と球団の思考の根拠

この想像には二つの根拠がある。一つは通常はあまり球団から発表がない「FAの故障に関する特例が山川選手に適用されることが報道された4。これは、厄介払いしたかったライオンズが暗に「山川選手が今年FAになりますよ」というメッセージを他球団に送ることで、山川選手の「就職活動」を後押したように見える。

もう一つはフェニックスリーグ前に山川選手が以下のように発言していたことだ。

調整ではないので、自分ができなかったことを1試合1試合精いっぱいやって、これから先につなげていきたい

2023年10月6日 17時59分スポーツ報知発信,【西武】山川穂高がフェニックス・リーグにフル帯同を希望「最後までお願いしますと言ってます」より引用

「調整でない」ならなんなのか「結果を出すこと」なのか。山川選手の実力なら実戦感覚を取り戻せばある低程度やれることは明白である。西武に残る前提ならここから春キャンプまで「調整して」OP戦で結果を残せば自ずと道は開ける。しかし「FA移籍」が念頭にあるならここで結果を出さなければ、FAでの獲得に他球団が躊躇するので「これから先につな」がらない。という意味だったのではないだろうか。これは球団と山川選手の間で「フェニックスリーグでの就職活動」に関して合意があったことを暗に示しているように思われる。

4.それでも完全に納得するのは難しい

ということことで一応佐藤選手と山川選手の処分の違いは納得したいとは思っている。 しかし、未だにtthgの頭はスッキリしない。それぐらいこの二つの事例はtthgの頭を悩ませている。なぜなら、そんな「大人の事情」で「不起訴」と「犯罪を本人が認めている」が同等の処分になるのであれば、それこそ「コンプライアンス」など無きに等しいからだ。そんな場当たり的な対応に終始する組織に明るい未来を見出すの難しい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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  1. 2020年8月20日15時53分,日刊スポーツ配信,西武佐藤と相内が出場禁止、89キロ速度超過や外出参照 ↩︎
  2. 同上参照 ↩︎
  3. 2023年9月4日15時2分日刊スポーツ配信,【西武】山川穂高に無期限出場停止処分「立場をわきまえずにした行動が招いたもの、深く反省」参照 ↩︎
  4. 2023年9月5日21時40分日刊スポーツ配信,【西武】不祥事処分の山川穂高が国内FA権取得へ 故障者特例措置「加算されます」渡辺GM認識示す参照 ↩︎

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