2018ライオンズグッドニュースを振り返る。

今晩はtthgです。

今日は2018ライオンズのグッドニュースを振り返えりたい。

1.OP戦ながらヤフオクドームにおける連敗をストップ
2017シーズン鬼門と化していたヤフオクドーム。OP戦ながら今年最初のヤフオクドームのホーク
ス戦が3/6-3/7に組まれていた。ここでライオンズは2連勝。特に3/7はヤフオク苦手の菊池投手が先発し、9回表サファテ投手から外崎選手がホームランを放って劇的勝利。この一勝で優勝したとは言わないが、この勝利が前半戦ヤフオクで5分に渡り合った要因の一つではあった。ちなみにtthgにとっては3/7に遠征して貴重な一勝を現地観戦できたのは良き思い出。

菊池投手の粘りと球界最高峰のクローザーへのアップルパンチに微かな望みを感じた遠征(3/7対ホークス)

2.1991年以来の開幕8連勝
開幕戦を大勝した勢いにのってチームは8連勝。心配された山川選手も開幕から絶好調。最高のスタートを切る。開幕直後とは言え貯金8は大きかった。結果的に優勝の一因といっても良いだろう。

3.地獄から生還した男榎田投手の活躍
開幕直前岡本投手とのトレードで獲得した榎田投手。「先発の駒を減らしてリリーバー?」という疑問があったが、実はタイガースの2軍で先発転向を練習中。4月半ばからライオンズのローテ入りして大活躍。菊池投手が不安定の中シーズン通して安定した投球を披露してくれた榎田投手の存在は大きかった。シーズン終わりに「天国と地獄」と発言して一部の人から非難されていたが、引退も考えていたシーズンに二桁勝って優勝すれば地獄から天国と言っても別にタイガースを非難したとは言えないでしょう。

4.ホークスアレルギーのない男カスティーヨ投手の活躍。
新外国人投手のカスティーヨ投手。シーズン半ばにクローザー転向後怪我で離脱してしまったが、前半戦はローテを支えてくれた。特に4月のホークス戦における2勝は価値のある投球だった。自身にホークスアレルギーがなく初物効果もあってのことだが、4月のホークス戦を勝ち越せたことは大きかった。

5.中途入団投手の大活躍
怪我や不調で交流戦頃には中継ぎが崩壊していて首位陥落も近い状況だったが、シーズン途中で獲得したヒース投手、小川投手、マーティン投手が活躍してチームの危機を救った。夏場を過ぎると増田投手、平井投手、野田投手が相次いで戻って来て結果的に厚みのある中継ぎ陣が形成された。



6.今井投手のプロビュー
一昨年のドラ1で期待の若手である今井投手。去年は怪我と喫煙スキャンダルで散々だった今井投手。謹慎が明けた6月から1軍のマウンドに上がる。防御率4.81はお世辞にも良いとは言えないが、150を超えるストレートに140近いシンカー(チェンジアップ)は一級品。夏場以降ローテを守り来季への飛躍を期待させる。

7.レジェンド中村選手の復活劇
シーズン当初から絶不調だった中村選手。「このまま引退?」とささやかれたが、夏場に復活。7月以降は打率3割以上打ち、ホームランは25本。全盛期以上の活躍で優勝に大きく貢献した。中村選手のホームランの軌道は芸術と言っても良い。いつまでこのレジェンドの活躍を見ることができるのか不安だが、来季もあのキレイな放物線をみることができるのは嬉しい限りだ。

8.ファイターズとの天王山を金子侑選手の劇的タイムリーで勝利
今年の天王山というとホークスを思い出すが、8月の第3週まではファイターズが優勝争いの相手だった。ゲーム差5.5で迎えた3連戦頭を落として4.5で迎えた2戦目。8回まで劣勢だったが、8回にトンキン投手を打ち崩し、金子侑選手の劇的タイムリーで逆転勝利。この勝利でファイターズの勢いを止めたがことが対ファイターズという意味では大きかった。tthg的にはこの試合を現地観戦したことが大きな思い出。

今日から二日間で上沢投手とマルティネス投手相手に1勝は容易くはないが絶望的ではない

唯一の勝ち得る展開に持ち込み劇的勝利。試合を決定付けたのは8回表裏の守備(2018年8月18日対ファイターズ観戦記)

9.崖っぷちの男郭投手の復活劇
イップスになり長い間低迷していた郭投手。夏場の2軍戦で結果を残した郭投手が8/26日のホークス戦に先発。2回で6失点するがそこから持ち直して6回を投げ切る。そしてリベンジの機会として迎えた9/15日のホークス戦。見事に5回3失点で勝ち投手に。今年の勝利シーズンの中でも大きな勝利だったが、才能のある投手だけに来季への希望が持てた。

10.ホークスとの天王山6戦を劇的な展開で5勝
夏場からエンジンがかかってきたホークスが8月末の直接対決で3連勝して一気に追い上げてきて迎えた9/15-18と9/27-29の対ホークス6戦。どの試合もみどころ満載の素晴らしい試合だった。しかも我がライオンズが5勝。これで優勝が決まったといっても良い。語ることが多すぎてまとめきれないので試合の詳細は下記のリンクからどうぞ。

若獅子達の「絶対に勝つんだという」強い決意が重圧に負けてミスを連発したホークスを蹴散らした。(2018年9月15日対ホークス観戦記)

中盤以降のホークスが王者の意地を見せた。しかし、王者の意地の抵抗から若獅子が逃げ切った。強い者を倒してつかみ取る優勝こそ本当の優勝だ。(2018年9月16日対ホークス観戦記)

リクエスト機会の見逃しと連続盗塁死のミスを、中継ぎ陣の踏ん張りとレジェンドの一撃で取り返して勝利。ミスを全員で取り返せるチーム力は大きな財産。(2018年9月17日対ホークス観戦記)

所沢で秋山選手の逆転スリーランが炸裂する直前新潟の地でも奇跡が起きた。(2018年9月27日対ホークス観戦記)

とうとう大山を超えて優勝が見えてきた。しかし、それ以上に「エース」菊池投手が戻ってきた上に本拠地ならばCSでホークス戦でも使える目途が立ったことが大きい。(2018年9月28日対ホークス観戦記)

王者の意地が獅子の連勝を止める。鷹と獅子の物語はCSという延長戦に突入。また秋の所沢で痺れる戦いが観たい。(2018年9月29日対ホークス観戦記)

11.10年ぶりの優勝
やはり最後の話題は優勝である。負けて胴上げという少ししまらない最後だったが、正直そんなことはどうでもよい。10年ぶりに胴上げが実現したことは何よりだ。本当はもう2回胴上げする予定だったのだが、今日はグッドニュースがテーマなので多くは語るまい。久しぶりのビールかけを深夜まで堪能し、胴上げを伝える新聞を関東の友人から取り寄せたのは良き思い出だ。(この日台風の影響で新潟版のスポーツ紙は締め切りが早く胴上げの記事がなかった。)来季も胴上げを見たいと切に思う。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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