くふうハヤテとオイシックスの取り組みはもっと評価されるべき
おはようございます。元新潟県民としてオイシックスに興味深々なtthgです。
だいぶ立ち遅れた感はあるが、今年から二軍にくふうハヤテベンチャースとオイシックス新潟BCが二軍戦に参加した。tthgはこの二チームの取り組みはもっと評価されるべきだと思っている。今日はその理由についてい詳述したい。主な内容は以下の通り。
4.下手をするとNPB12球団に育成入団するより育成環境は良いかも。
5.プロ志望のアマは積極的に門を叩くべき。NPBは二球団に金銭的援助をすべき。
1.年間を通じて実戦がある。
まず、この二チームは年間を通じで実戦が組まれているという点は大きい。例えば大学野球や社会人は年間通して毎日のように試合があるわけではない。新人が最初は良くても夏を迎える頃にはバテテしまうということは良くある。2022年の隅田投手などはその典型でデビューから日程が進むにつれて投球の内容が落ちて行き最後は二軍調整になった。その点この二チームで年間通して二軍でローテを守り成績を残した選手であれば、少なくとも体力面での心配はない。隅田投手クラスの逸材でも不安な点をクリアできる選手が明確になるというのはこの二チームの大きなメリットである。
2.「リーグレベルの壁」がない。
一方で、年間通じて試合があるという意味ではBCリーグなどの独立リーグでも同様である。その意味では独立リーグも評価されるべきだが、圧倒的に違うのは「リーグレベル」である。対戦相手がNPBの二軍なのだらから、そこで結果を残せば、少なくともNPB二軍のレベルをクリアできることが明確になる。大卒ドラ1の渡部選手でも長打力はともかく、確率という意味では二軍でも心許ない成績だった。それぐらいリーグレベルの壁高い。それを思えば、活躍すれば「最低でもNPB二軍で上位クラス」が保証される二チームの選手は「大外れ」になる可能性を随分と下げられる。
3.仮に即活躍できなくても育成面ではメリットは大きい。
仮に、高卒即入団でこの二チームに入団し壁にぶつかっても、「自分の弱点が明確になる」というメリットは大きい。例えば、渡部選手はプロでは二軍でも打率で苦労するレベルだということを大学入学年で明確になれば、それを克服するためのトレーニングを4年間かけてする事ができる。そうした道を歩んだ時の22歳時点と現実を比較して前者の方が成長できる可能性が高いのは明白である。なにせ大学で無双していたら、改善しようとすら思わない部分が課題だと明確になるのだから。つまり、「育成」の観点でも他のリーグに進むよりメリットがある。
4.下手をするとNPB12球団に育成入団するより育成環境は良いかも。
これは、今後の二チームのチーム構成によるのだが、可能性としては「NPB12球団に育成入団するよりも育成環境が良化する」ことがあり得る。NPB12球団は育成選手の上に通常ドラフト選手がいる。基本通常ドラフト組のほうが優先度は高い。育成選手は彼らと競争して二軍戦の出場機会を得ていかねばならない。ホークスみたいな大所帯だと特にその傾向は強くなる。また、12球団の二軍は一軍の調整機能も担っており、その分、育成段階の選手の出場機会が減っている。仮に二チームが元NPB組ではなく高卒や社会人卒を中心にチームを組むならば、そもそもの出場機会が多い上に、競争相手も「ドラフト漏れした選手」になるのでハードルは低くなる。中途半端に育成入団するより、この二チームに入団するほうが、成長が期待できる可能性は十分にある。
5.プロ志望のアマは積極的に門を叩くべき。NPBは二球団に金銭的援助をすべき。
以上のように、ドラフトから漏れた選手に取って新規参入球団のメリットは大きい。プロ志望のアマは積極的に門を叩くべき場所である。又、NPB12球団としてもこの二チームの育成環境はプラスが大きい。NPB球団がこの二チームの選手を獲得する際は一定の移籍金を支払うとかしても良いのではないだろうか。(そんな制度があったらすみません。)
最後に、来週以降仕事が超絶山場なのでブログの次回更新はGW付近になるかもしれません。それまではX(@tthg1994)発信します。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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