平井投手の想定している「もうひと花」と起用法

今晩は。数日仕事でどうにもななかったtthgです。

今日は、娘の幼稚園の行事だったが、このブログの読者であるライオンズファンのお父さんとご挨拶させて頂いた。年代も近く今後もよろしくという話になった。午後にオンラインで仕事が入っていなければもっとゆっくりというところだったので残念だったが、近くにそんな人がいると分かると嬉しいものだ。

さて前回の平井投手の記事についてsinndarさんより下記のご指摘を頂いた。

まずは、平井投手と首脳陣で起用法に関する話し合いと合意があったという点を知らずに、その点を触れずに書いた事についてはtthgの認識不足であり、不正確な記事であった事をお詫び申し上げます。



さて、その上でtthgも自分なりに調べたところ、下記週刊ベースボールの有料記事に詳細が載っていたので購入して読んで見た。

経緯としては、今季のコーチ陣とじっくり話し合い、コーチ陣から「一番は、中継ぎで期待している」と言われ、「結局は『必要としてもらえるところで働くのが一番だな』と、中継ぎを決意し」たとの事である。

これが事実として報道されたことだが、tthg的には一つ疑問がある。「中継ぎを決意」した後に先発の機会が与えられた。人によっては心中は微妙という事になるのでは?と思う。先発をやってみて封印していた先発への思いが再燃するとか、折角中継ぎでやっていこうとしたのになんでまだ役割が変わるんだとなる人もいそうである。

その辺の微妙な立ち位置は上記の記事にも現れているように見える。平井投手は上記の記事で「もうひと花咲かせたい。」と言い、記者の「もうひと花とは?」という問いに対して具体的な事は答えず、野球をもっと上手くなりたいという欲求はどこまで行っても絶えることはないという趣旨の事を答えている。「ひと花咲かせる」という言葉は多分に他人から認められるという意味の言葉であり、「もうひと花」という場合には「既に咲かせたひと花」を意識している。平井投手の「既に咲かせた話」は中継ぎでパリーグ最多登板を更新した事である。そして「もうひと花」はそれと同様に輝く事が想定される。

その「もうひと花」の実現を想定した時に、どう起用されるかという点は大きな問題である。率直に言って今のような便利屋の立場では難しい。便利屋は分かりやすい数字をあげにくい。最多セーブ記録を塗り替えたとか、先発で20勝したとか分かりやすい数字がスポットライトを浴びやすい。平井投手の最初のひと花もパリーグ最多登板記録という分かりやすい数字がキッカケだった。仮にシーズン中で役割が変わるとしても、先発でエース級の活躍をした上で、終盤のここぞの場面で中継ぎでピンチを救うとか、ベースとなる役割での圧倒的な存在感がないとインパクトが薄い。

役割がコロコロ変わるというのは「もうひと花咲かせる」には不向きであり、平井投手の中では「どの役割で投げるのが、その近道か」という点はそれなりに考えがあるように思う。質問した記者の方もその点はある程度想定しながら質問したが意外な答えが返ってきたのではないか。その理由は上述の記事の冒頭にあるように「もうワガママは言っていられない」という平井投手の球団内の立場によると考えると合点がいく。即ち、起用法への希望はあるが、今それを主張できる立場ではないという事だ。

という事でtthg的には平井投手の起用法の問題というのは結構微妙な問題なのだと思っている。そして先日平良投手が同じ問題で契約更改を保留して真っ向勝負している。これについては明日また詳しく書きたいが、ブルペンで大きな役割を担った2人が同じ問題を抱えている事はライオンズの球団として対処すべき問題なのだと考えるべきである。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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