内海投手が老獪な投球で仕事をしたのに、野手が平井投手の足を引っ張り逆転負け。石橋を叩いて渡れないという最悪の負け方。(2022年5月7日ライオンズ対ファイターズ)
今晩は。同年代の内海投手に勝ちがしょうもないミスで消えて気分が良くないtthgです。
今日はなんと言っても6回表。まず内海投手の交代判断。明らかに球威が落ちてるとか、球が上ずってるとかでないのに平井投手にスイッチ。明日も試合がある事を考えれば中継ぎの浪費である。浪費でも勝利という果実があればまだ良いのだが、結果的にこの回で逆転されてその果実すら手にできないという最悪の結果である。たとえ内海投手続投で逆転されたとしても平井投手、森脇投手を使わずに明日多少早くエンス投手が降板しても勝ち得る状態に持っていけたほうがマシだった。今日の負けは石橋を叩いて勝ちに行ったはずが勝てず、中継ぎの浪費だけが残る最悪な負けである。
この負けの大きな要因はミス。5回の無死一塁からの松本選手の投前のバントを取って平井投手がセカンドスロー。胸の前当たりの完ぺきな投球なのに中山選手が捕球すらできず。タイミング的にはゲッツーすらあり得たのに無死一、二塁。これはルーキーとは言え、流石に看過できない。さらに、次の野村選手の打席でセカンドランナーが飛び出してくれたのに古賀選手が焦って二塁に投げてランナーが三進。スローを見るとランナーは一度止まっているのでいきなり投げずランナーの進む方向を確認してから投げないとだめである。こちらもルーキーだがお金を取って見せるプレーではない。
これだけ足を引っ張れては流石に平井投手が可哀想である。勿論平井投手の格からすると同点は仕方ないとしても逆転は防べきという側面はあるが、それを差し引いても同情の余地はある。上記二つのプレーのうち一つでセカンドランナーを刺していれば最低でも同点だったのだから。ただし、平井投手の内容も決して良くはなく制球はイマイチだった。
そもそも論としては、中山選手がショートで出ざる得ないという状況が響いている。直接の原因は源田選手の怪我と抹消だが、呉選手がコロナ関連で抹消中、山川選手が怪我の影響もあり守れない。他のファースト候補のジャンセン選手は怪我、渡部選手は絶不調、ブランドン選手は行方不明(おそらく怪我)で山田選手にファーストを守らせるしかなかった。他のショート候補は長谷川選手、山村選手が不祥事で使えない。守備だけだったら熊代選手という手はあったが、正直二軍を含めて様々な状況が悪く野手も非常に選択肢が限られているという事も大きい。
とは言え、打線ももっと打たないとダメである。3回の二死、一二塁はワイルドピッチで点が入った後で、上沢投手自身も制球が定まらず最大の崩し時だった。ここで山川選手が四番の仕事をできず追撃できなかったことは大きな分岐点の一つだった。更に、逆転された直後の6回裏山川選手から始まる攻撃も甘目をミスショットして上沢投手を助けてしまった。打線も今日の上沢投手相手に2点しか取れないのは正直情けない。この悪い流れを断ち切るべく明日はどうしても勝ちを拾いたい。
各回におけるtthgの感想を下記にまとめておりますのでこちらもご覧下さい。
1回表
内海投手三凡スタート。変化球が低めに集まる理想的な投球。期待したい。
1回裏
オグレティ選手が出塁するも外崎選手併殺で終了。オグレティ選手の死球など上沢投手は制球が微妙。外崎選手の当たりも良かったのでつけ入るスキはありそう。
2回表
この回は先頭四球など微妙に乱れる気味だったが無失点。総合的にはそこそこ良い内容。
2回裏
先頭の山川選手がヒットででるもその後が続かず。山川選手はツーベースでも良さそうな当たりだが二進できず。源田選手欠場なのに山田選手をファーストで使ってまでDH出場なのは怪我がまだ完全ではないのかもしれない。
3回表
内海投手がこの回も無失点。石井選手にヒットは打たれたもののほぼ捕手が構えたところ付近に投げてくれるのは安心できる。
3回裏
ワイルドピッチで先制。古賀選手の暴走気味の三進が紙一重でセーフになり若干結果オーライ気味。その後の二死一、二塁から山川選手に仕留めて欲しかった。
4回表
先頭松本選手がヒットで出るも併殺で結果的三凡。松本選手のヒットも当てただけのポテンヒット。球数も少なく順調。
4回裏
先頭中村選手がホームラン。一時期の不調がどこへ行ったのか分からなくなる。高めの甘いとことは言えこれができるならまだまだ期待できる。
5回表
宇佐美選手のソロを被弾するも5回までリードを守り勝利投手の権利を獲得。すばらしい。ただし、中村選手のエラーはダメ。
5回裏
一死から金子選手が四球ででるも飛び出してけん制死。次のオグレディ選手も四球を選んだだけに痛いミス。
6回表
内海投手が下りて平井投手。球数的にも内容的にも勿体ない交代。そして平井投手がイマイチな上、中山選手と古賀選手がミスで足を引っ張り2失点。これは流石に平井投手が可哀想。
6回裏
山川選手からの3人が高めのボール球や甘い所をミスショットしまくりの三凡。更に流れを悪くするダメな攻撃。
7回表
森脇投手が登板。制球がイマイチで古賀選手のパスボールもあり一死三塁のピンチを招くも相手の打ち損じもあり無失点。首の皮一枚つながった。
7回裏
反撃したいところだがなすすべなく三凡。下位打線の貧弱さと流れの悪さもあってなにもできない。
8回表
タカハシ投手が登板。先頭四球で相変わらず怪しい制球だったが、併殺で結果的三凡。タカハシ投手としては悪くない結果。
8回裏
堀投手が三凡。一人もランナー出せず堀投手に相性の良い山川選手に回す事すらできず。完全にドツボにハマっている。
9回表
佐野投手が登板。四球が余計。三凡で少しでも流れを取り戻したかった。佐野投手なので仕方ないとは思うがもったいない。
9回裏
北山投手相手に簡単に三凡。もう打線に抵抗する力は残っていなかった。
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負け方が悪すぎます。#埼玉西武ライオンズ#seibulions
内海投手が老獪な投球で仕事をしたのに、野手が平井投手の足を引っ張り逆転負け。石橋を叩いて渡れないという最悪の負け方。(2022年5月7日ライオンズ対ファイターズ) https://t.co/yMqAXy6A7X— tthg1994 (@tthg1994) May 7, 2022
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