源田選手監修グローブメルカリ転売問題は「オマケを配る」というサービスをする以上ある程度目をつぶる必要がある。

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今晩は。家計の観点から考えてしまうtthgです。

子供の日に子供限定で配布された源田選手監修のグローブがメルカリで売られたいた件が下記の通り批判の対象となっている。


tthg的には批判する気持ちは分からなくもない。源田選手が一肌脱いで野球振興のために尽くしてくれたわけだから、本来的にはもらった子供がそれを喜んで使うとか、それがキッカケで「野球観るだけでなくやり始める」とかする事が期待されている配布である。それをお金に変えるなんてという批判もあろう。



だが、この配布は「オマケ」であって対価を払って買ったのはチケット本体である。オマケはその本体に半ば強制的についてくるものである。もらった側の家庭の事情はマチマチであり、グローブが本来的な役割を果たせないような家庭がもらう事もある。例えば、tthgが一人で現地に行くと隣で家族連れの子供が明らかに野球に興味ないケースがある。親の趣味に無理矢理付き合わされた子供がグローブを貰ったからと野球に興味を持つ確率は高くはない。こういうケースでこのグローブはどうなるか。tthgのように鑑賞用のグッズに興味ない親だったら数年後ゴミ箱に行くか引っ越しの時に捨てるに行くケースもあろう。それならメルカリで本当にそれが欲しい人に売られるほうがマシという気もする。

あるいは、ライオンズファンのでもお金が欲しくて売ったというケースもあろう。それはあまり褒められたものではない。だが、親子4人で来場して座って見られる内野を選択したら飲食や交通費を含めれば2万近くかかるケースもある。コロナでレジャー支出が切り詰められている家庭では売却益で5000円ぐらい戻ってくるなら売ってしまうというケースも十分考えられる。その結果、野球にそこまで興味のない家族が同意が得られるとか、結果的に安上がりだったので次回も行きたくなるとかするならば、長期的に球団運営的には利益になる可能性も秘めている。tthg的にはそれを一刀両断する気にはなれない。

あるいは、もっと直接的に野球には行きたいけどお金が厳しい家庭が、「このグッズなら高く売れそうなのでチケットを買う」というケースもあり得る。経済的事情で普段なかなか現地行けない野球好きの少年が「配布グッズを売る事と引き換えに観戦できる事」に納得して売っていたらどうなのか。

勿論、親のエゴで売られて裏で子供が泣いているケースも存在するだろうが、強制付帯のオマケというのは相手の事情抜きに配られるものなので色んなケースが存在する。一概に「親のエゴ」と決めつけて批判する事には賛同し兼ねる。また、親のエゴで売っているケースがどの程度あるのかも証明できない。仮に親のエゴのケースを撲滅すべく、来場した方限定モデルの源田選手監修グローブを買える権利を付与し、ロット番号管理して転売したら来場禁止にするとかすれば、ある程度転売は減る。ただ、それは本来的な野球振興の目的は大きく損ねる事になる。

この問題は「オマケを無料で配布する」というサービスをする以上、どうしてもついて回る問題であり、基本的には、ある程度目をつぶる必要がある。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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