野球界は「審判が不適切なジャッジでクビが飛ぶ世界」を参考に「審判への評価のあり方」を今一度検討すべき。

今晩は。驚きを隠せないtthgです。

今日は「審判への評価がどうあるべきか」という事について語りたい。下記のと通り昨日F1のレースディレクターであるマイケルマシ氏が退任するという出来事があった。f1におけるレースディレクターは野球における責任審判のような役割で、現場でレースにおけるルールの執行に責任をもつ立場である。その退任のキッカケになったのは昨年の最終戦のジャッジが不適切だったという事である。



マシ氏の判断は下記の記事にあるように通常のレギュレーション通りではなかったが、一応レースディレクターの裁量の範囲内なのでレース結果自体は変えないというのが昨年末の状況だった。

それでもジャッジが物議を醸したので「そのジャッジの適切さを調査され」結果的にマシ氏はレースディレクターの立場を失った。それが正しいのか否かは正直分からない。今回のマシ氏の退任は昨年のシーズン中にその他にも色々疑義のある裁定があったり、最終戦のジャッジがチャンピオン争いをモロに左右したという重大事案なので例外的な措置という面はある。しかしながら、審判的な役割の人物が「そのジャッジの良し悪しを吟味され、責任を追及される」という体制については野球界も参考にすべきである。

長らくプロ野球では審判はアンタッチャブルな存在だった。誤審があっても監督が抗議しても基本その場限りだった。試合後意見書が出たりもするがそれで終わりだった。アンダーグラウンドでは物議を醸すジャッジをする審判は重大な試合を任されないとかはあったのかもしれないが、少なとも公式に一定期間の出場停止とかはないし、ましてや進退伺いに発展するような事はtthgの記憶する限りない。

ただ、昔は誤審を定量的に測定する事ができなかった。しかし、今はリクエスト制度ができたので不完全ではあるが「誤審率」の判定ができるようになった。リクエストするしないの判断が監督によって違うし、ジャッジした審判自体が再度誤審かどうか決める今の方式ではこの誤審率を元にすぐさま審判へペナルティを与えたりするのは「誤審を認めたくない」というバイアスになるの現実的でない。しかし、MLBのようにリクエストを現場審判ではない組織でジャッジするようにできるなら誤審率を使ってペナルティを与えたり、逆に誤審率の低い審判にインセンティブを与えたりする事は審判の質の向上に寄与する。

不適切なジャッジで首が飛ぶf1の世界からするとプロ野球の審判というの随分とぬるま湯に浸かっている印象を受ける。厳しく評価されるだけでは審判が可哀想という面はあるので良質な審判の地位向上とセットで考えるべきだが、「審判がアンタッチャブル」なのは良くない。審判はそのコール一つでチームや選手に大きな影響を与える立場なので、そのジャッジの良し悪しも評価されて審判技術の向上を図るべきである。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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