ライオンズの2021年オフは補充すらしない少数精鋭方式が濃厚。外国人補強で当たる事を願うのみ。

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今晩は。昨日は日本シリーズを観る暇がなったtthgです。

今日はライオンズの話。日本シリーズの方が明日も試合がある事は良かった。さて今日話をしたいのはTwitterでも少しコメントした下記の上間投手の育成契約を報じた記事におけるGMの「ある程度今年は枠を空けて、来年7月いっぱいには65人にしなくちゃいけないので必ず支配下に上がれるという枠を何個か用意しといて育成の選手に競争して勝ち取ってほしいという思いもあります」という発言について。



確定ではないようだが、GMの中には7月までに「支配下枠65」を埋めるという構想があるようだ。そして、最後に育成から複数に上げるという想定まである。そうなると開幕時点で支配下63という事になる。現状エンス投手を含め59なので、これから外国人を4人取って63が濃厚である。

まず、ポイントとしては「スペアの外国人補強」はほぼないという事だ。下記の記事などで書いたように、取った外国人が「コケタラ終わり」とうい体制ではなく、二の矢を投入できる体制にして欲しかったので残念である。

エンス投手で終わりでない事を期待する。しかし、ライオンズのフロントに何とかしようという意図が見えたの良かった。

渡辺GM(ライオンズフロント)には余っている支配下を「他球団の戦力外からの補充」ではなく、外国人補強に使って欲しい。

ただ、この点については監督のオーナー報告時点でも同様の事が語られていたのである意味既に想定内でもある。最大のポイントは「来季は支配下枠を65しか使わない方向だ」ということである。育成枠の選手は二軍の試合を成立させるためには機能しても戦力としては機能しない。人数合わせの戦力外からの補充でも、低確率ながら掘り出し物に化ける可能性はある。しかし、そもそも65人しか支配下枠を使わないのではそれすらノーチャンスになる。単純に一軍で使い得る人数が減るという事実は決して好ましくはない。

本来育成制度は支配下枠の代替え機能はなく、支配下枠外で戦力予備軍として育成するのが本質だが、これでは趣旨が変わってしまう。それならせめて榎田投手と小川投手ぐらい残してくれよと思うが、この辺は財政上の理由という事だろう。

ちなみに、tthgは三軍廃止報道(実際には三軍廃止ではなくコーチ組織の統合)の際書いた記事で下記のように予想したが、おおよそ当たってしまった。これは当たって欲しくない予想だったのだが、現実になってしまいつらい。

これから多数選手を獲得する計画はなく、せいぜい外国人を一軍登録枠マックスの4人ということになるのでは?と予想される。そして、そうなる事情は「金銭的事情で育成を含めた選手数全体の削減」という結論が先にあって支配下枠の一部を育成に振り替えたということになろう。

ただ、tthg的にはこの時点で最悪の予想として「外国人も安価で済ませて既存外国人に投資していた分も節約」というストーリーを想定していたが、エンス投手の獲得を見る限りそこは外れた。外国人に「少数精鋭で投資する」という姿勢は見えるのそこは救いだし、ある意味外れた良かった。限られた予算の中で少数精鋭への投資で行くか、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる方式で行くべきかについては個人的に後者だが、前者で行くというなら仕方がない。

これで、エンス投手を含め残り最大4人の外国人であたりを引く以外に補強の道はないことが事実上確定した。財政的制約を考えるとそれでもよくやっている方かなと思うところもあるが、かなり少数精鋭に舵を切らざる得ない現状は厳しい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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