打線は昨日より断然良い。問題は中継ぎの根幹である増田投手と平良投手の今後と打線の持続力。（2021年8月15日対イーグルス観戦記）
今晩は。久しぶりにストレスなく試合観戦したtthgです。
同じ大量点でも内容はまるで違う。端的に言って今日の方が断然良い。初回の源田選手のバントは勿体無く大量点のチャンスをミスミス逃してしまったと思っていたら、次の回に大量点を取る事ができた。西口投手を打てなかった事やエラー絡みで点をもらったのに、高田投手相手に一気にダメ押しまで行けなかったのは不満だが、それでも6回にダメ押しして増田投手などのお試し登板につなげる事ができた。こういう展開に持ち込む事が多くできれば長期的展望が開けてくる。その意味で今日の打線は良かった。
一方投手は不安と希望が入り乱れる内容だった。渡邊投手については5回で降りてしまった事は不満だが、初勝利という事を考えればそれも致し方なしである。次はQSを狙って欲しい。カットなのにシュート回転するとか不思議な球もあったが要所で投げるスプリットに大きな魅力がある。今季の救世主は過大な期待だが、来季以降への期待は大きい。
森脇投手は内容のある無失点だった。やっと調子は上向き加減である。一人でも確実な中継ぎが欲しいのでこれは素直に嬉しい。水上投手はそろそろ3-4点リードとか、1-2点ビハインドの中盤とかもっと需要な役割で使ってみたい。彼が勝ちパターンに近い存在になれたら面白い。
問題は増田投手と平良投手。増田投手は抑えたがストレートで空振りは取れていなかった。変化球は頭打ちの投手なのでストレートが戻らないとセットアッパーや抑えで安定的な結果は難しい。平良投手は五輪明けの調整登板なのだろうが、不安の残る内容。球速は出ていないし、コントロールもイマイチ。とりあえず試合勘のためだけに投げたなら意味はあるが、五輪で失点後登板無しだった理由が肩肘の違和感とかであったり、ブルペンで不調だったとかなら今後は大いに不安である。（そもそも五輪前も下降線だったし。）
平良投手と増田投手が万全に戻らないと他が多少良くても中継ぎの陣容はとうにもならないので不安である。今日の勝ったのは良いがある程度ここから大型連勝を含めた追い上げが必要な事を踏まえれば今日の勝ちで全部がチャラとは行かない。むしろ投手の方の不安要素である。とりあえず火曜から今日の勢いを打線が持ち続けるのか要観察である。
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