今晩は。議論したいtthgです。
今回もまたライオンズへの提言の続きを書こうと思ったが、別の案件がどうしても書きたくなったのでそちらを優先したい。スポーツジャーナリストの中嶋大輔氏@nakaji72がTwitterで下記の投稿をされた。
tthgはこの発言に違和感があり下記のように引用リツイートした。
そうしたら中島氏より下記のリプライが来た。
あまりに建前論に過ぎる。なので下記のように引用リツイートしてみた。
何か返ってくるのかと思った中島氏はtthgのアカウントをブロックしてきた。
いやはやなんとやら。とりあえずライターなら違うなら反論すれば良い何なぜブロックなのか。FAにおける「他球団の話を聞きたい」はほぼ「移籍する」なのはファンの大部分が知っている事実である。また、事実上のタンパリングがある事は中島氏自身が暴露している事だし、里崎氏も下記の動画でその事を述べている。
増田投手クラスのFAにおける「他球団の話を聞きたい」は「移籍したい」とほぼ同義である。
どうも中島氏は下記の記事などを読むとFAが宣言させる制度だから一部のスター選手しか使えない制度になっているのが問題で、FAは宣言するのではなくある一定の期間が経過すると自動的にFAする制度が良いと思っているようだ。
世界のプロスポーツで「フリーエージェント」という制度が最初に誕生したのは一九七六年、アメリカのMLBだった。NPBでは遅れること17年、1993年オフに導入された。ただし、日米の「フリーエージェント」… 9割超が“行使せずに残留” プロ野球「FA制度」はなぜ使いにくいのか | 文春オンライン - 文春オンライン |
そして、その問題を指摘するために最初に紹介した下記のツイートをしたように見える。
しかし、増田投手のような選手は普通に取り合いになる事はわかってるのだから宣言するしないは大した問題ではない。中島氏の理屈で1番の当事者は増田投手レベルではなく宣言してもどこも手を上げてくれないとか、古巣に戻れないかもしれないという問題で悩むレベルの選手である。一部のタンパリングという現行のルールすら破っている可能性が高いスター選手を引き合いに出して議論する話ではない。
中島氏としては市場がオープンになれば移籍しても裏切り者呼ばわりとかはなくなると思っているようだが、それは誤りである。裏切り者者とか呼ばれるのは現状でもFA移籍の全部ではない。それなりに筋道通したにはFAには理解がある。例えばライオンズで言えば炭谷選手にはファンは同情的だ。涌井投手も当時的には仕方ない感もあった。メジャー移籍も楽天に戻って来ないならある程度許容されている。反対に自由に交渉できる制度だろうと浅村選手のように「ライオンズ第一」とか言っておきなが舌の根も乾かぬうちに同一リーグ他球団に移籍したら批判される。それは別に自由交渉だから解決される話ではない。
仮にそういうファンの感情的な反発を弱めたいというならもっと厳しく戦力均衡策を取ってFAで移籍されもやりようによっては勝てる可能性を探れる制度にする事だろう。今のFAは残りカスみたいな人的補償と微々たるお金で主力を差し出す制度なのであまりに戦力均衡とはかけ離れた制度である。それゆえに移籍させれた時の傷が大きくファンの感情的な反発が増大するのである。
中島氏の議論は別に全く的外れとは思わないが、現行の歪な制度で移籍して莫大な金銭的報酬を得ているスター選手の移籍と歪な制度の被害者をごちゃ混ぜにしている。その点が自説の説得力を落としている。移籍市場をオープンにすべきという話と現行でルールを逸脱している話は別物である。オープンにしないから逸脱が起こるのだとしても、ルール違反は違反とハッキリと指摘した上で、自説を述べるべきである。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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