今晩は。試行錯誤するtthgです。
ここ一週間ぐらいコロナの同行を踏まえて下記の通り色々提言を行ってきたが、このシリーズは本記事で一区切りとしたい。今回はのテーマは観客制限継続でも収入を落とさない工夫である。
昨日の記事でも書いたが、ドラフト指名を育成だけに切り替える案はsinndarさんのご指摘により金銭的に難しいと判明したので、没にせざる負えない。そうなると現状の支出を前提にそれを上回る収入源確保が必要になる。しかし、観客制限の中ではそれは難しい。観客制限についてはロックダウンしなかったスウェーデンでさえ、50人以上の集会は禁止という方針だったので、コロナへの警戒心が強い日本では来季も一定程度行われるという前提で考える必要がある。それでも昨年並みまで収入を回復しないと身売りや消滅リスクが上がりまくりになる。
まずばマイルドな施策としては下記にこれまで提言してきたパブリックビューイングや投げ銭システムなどはできる限り実施して欲しい。
ただ、正直これだけで昨年と同じだけの収益を確保できるとはあまり思わない。そして来年も無観客開幕とかまで想定するとかなりの赤字になる可能性は否めない。そこで考えて欲しいのはチケットのオークション制の導入である。今年は観客制限明けは全くチケットが取れなかった。5000まで絞れれば突然の話であるが、これは明らかに需要との関係では売り漏れだ。市場原理に従えば需要が増えれば値段も上がるわけだが、プロ野球の価格設定はそうなっていない。ある意味だからダフ屋の草刈り場になっている。
これを抽選時点でファンが自分の中での試合の価値に応じて出せる金額を提示して高い方から順にチケットを割り振る事にする。こうすれば観客制限下でも価値のある試合ができれば収入を維持できる。今年のように無観客試合があっても取り戻す可能性がある。平時においては強くなれば更に儲かるという事につながるので先行投資をして価値にいく価値が高くなる。
ただ、問題はファンの心情的に金持ちだけが入場できるというシステムへの反発だろう。tthgはライオンズが強くなるなら現地に行かなくても我慢できる方である。現地行かなくてもパブリックビューイングでも楽しめる。ただそれは新潟に住んでいてそもそも現地に行ける回数が少ないとか、家族との関係など色んな制約条件があるからだ。そして何より、ライオンズの勝利と引き換えにできるなら現地観戦を差し出せる。それぐらい「強いライオンズ」こそ絶対の価値がある人間だからだ。一応念のために言うとtthgは現地観戦否定はではなくむしろそこにしか得られないものがある本気で思っている。(詳細は下記の記事をご覧頂きたい。)
それでも現地で負け続けるぐらいならTVで強いライオンズが見たい。そもそも経営危機で身売りリスクが、あると言うならtthgよりもたくさんお金を払える人に現地観戦は譲って構わない。しかし、そうやって割り切る事ができない人の方が普通だろうし、ファンにどれくらい受け入れられるか分からない。そうした策に踏み切った時に逆にファンの心が離れて悲惨な結果になる事も充分考えられる。やるのであればある程度コロナ不況時に特別措置としてやるぐらいしかできないだろう。それとてしっかりファンとコミュニケーションを取らないと悲惨な結果を生む。
正直瀬戸際の戦略だが、来季の観客制限がある場合に備えて今からファンに対してライオンズの状況をしっかりと示して観客制限の際はオークション制を導入する事へ同意してもらえるような環境を作るべく努力すべきである。それぐらい今のコロナ問題の根は深い。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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