ポストシーズンへ希望と不安が交錯した優勝決定試合。(2018年9月30日対ファイターズ観戦記)
今晩は。優勝の喜びを噛みしめるtthgです。
まずは、ライオンズの皆様優勝決定おめでとうございます。そして物凄く嬉しい。tthgが今の仕事に就いた年に優勝してからはや10年。優勝した年を含め最初の数年は猛烈に忙しく、またその後は体調不良とライオンズをじっくり観戦できなかった。やっとライオンズを観戦する環境になった去年から浮上してきたライオンズが優勝。少しだけ自分の人生とライオンズの軌跡が重なる部分があり、感慨深いものがある。
最後は負けて優勝という少し情けない幕切れだった。ただそうは言っても8月から奇跡の快進撃を続けてきたホークス相手に二回の3連戦を5勝1敗という成績で撃沈したからこその優勝であり十分胸を張るべき優勝だ。昨日も触れたが今年の獅子と鷹の物語はこれで終わらせては勿体ないぐらいの死闘であり、ゲーム差以上に中身の濃いシーズンだった。そこで挑戦者であるライオンズが王者ホークスに競り勝ったのだからこの優勝の価値は本当に大きい。
ところで、ではおそらく所沢でもう一度ホークスと相まみえることになるであろうCSファイナルステージに目を向けると今日の試合にも多くの材料が転がっている。投手陣については十亀投手と伊藤投手が好投してまた戦力が少し増えた。ウルフ投手も内容は悪くない。先発をどう考えるかにもよるが、菊池投手を柱としてある程度計算できそうなのでやり繰り次第ではそこそこ行けると思う。ただ、工夫は必要である。その辺りについてはまた明日以降言及したい。
問題は、打撃陣である。12連勝中は面白いようにホームランが出て得点を重ねていたが、ここ2試合がさっぱり。正直調子の波に分岐点にきていると思う。シーズン中頃みんなブンブン振り回して絶不調の時期があったが、このままいくとその再現になる危険がある。幸い今日も四球を選べてはいたので完全にブンブンモードではなかったがチャンスに少し力が入っているように感じる部分があった。これをどこまで我慢できるかが問題である。チャンスでもそうでなくても「四死球やエラーで良いから塁に出る」という意識の徹底と甘い球が来てもホームランではなくヒット狙い位の気持ちの余裕が必要である。ホームランはある意味打者にとっての麻薬であり狙いだすと良い事はない。
幸い明日からは調整期間に入るのでもう一度リセットする期間がある。その間にどこまで精神面での調整ができるかが勝負である。ポストシーズンは短期決戦であり、極限の勝負になるので一度狂った歯車を修正するのは強いチームでも難しい。今のチームは、若くて調子の波が激しく回復に時間がかかるチームなのだから、なおさらだ。栗山選手や松井選手などが良き指導者になって打撃陣の精神面での調整を図って欲しい。色々不安要素も書いたが、それでもこの優勝は嬉しい。さあこれからシャワー浴びてスポーツニュースのビールかけでも見ますか。(自粛なのかもしれんが。)
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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