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そもそも同点で増田投手をつぎ込むべき状況ではない。この状況自体を改善しないと明るい未来はない。(2018年6月10日対ジャイアンツ観戦記)

おはようございます。諸々の事情で月曜朝から寝不足のtthgです。

色々言いたいことはある。100近い球数のウルフ投手に6回裏に代打を出さなかったこと。続投の判断に応えて結果を出したウルフ投手。頑張っているウルフ投手を援護できなかった打線。130台のストレートと110台のスライダー(球速はカーブだろ!)でも抑える内海投手。阿部選手のバントというレアな場面があり、それを成功させてしまった。どれもしっかり分析すれば良い記事が書けそうな材料ばかりである。

しかし、tthg的にそれらを全て吹き飛ばすインパクトがあったのが9回裏の増田劇場。結論から言うと、そもそも増田投手を使うべきではなかった。同点の9回にクローザーの使うのは普通の起用だ。だが、今の増田投手はその普通の起用をすべき状態ではない。連投の金曜日に明らかに球威が落ちていて2失点してあわや逆転というピンチを作っている。再三本ブログで指摘しているが、増田投手は本調子ではない。間隔を開けると球威が戻るが続けて使うと怪しい。ここ2週間の様子を見ていると連投の後中1では厳しい。

逆転してセーブ機会であれば、まだ理解できる。しかし、抑えても勝てる場面でないのに身体の回復が間に合っていない増田投手を使うべきではない。今は使うにしてもできるだけ大事に使う必要がある。そんな状況なのになぜ同点で使ってしまったのか。それが勝ちという結果につながったのであれば、まだ良いが不調の増田投手が打たれてサヨナラ。負けた上にクローザーが連続失点という後に尾を引く負けである。

投球内容も打たれてしかるべき内容だった。普通に投げるとストレートは140中頃で一応制球はできる。しかし、ランナーがでて力を入れて投げると少し球速は上がるが148どまりで制球も怪しくなる。その上ほぼストレートのみ。去年のように150で制球もしっかりしているストレートならまだそれでけでも抑えられるが、球威も制球も怪しいストレートで抑えられるほどプロの打者は甘くない。ストレートが上がってこないなら変化球で勝負すべきなのだが、勝負できる球がない。負けは必然の負けだった。

本ブログでは、増田投手の怪我を疑う記事を掲載してきたが、もはや怪我をしているかという話はどうでも良くなってきた。怪我かどうかが大事なのは「抑えてはいるけど使い続けると怪我が悪化して離脱の危険がある」という状況である。そもそも抑えられないなら怪我以前に再調整が必要になる。連投が効かない現状では少なくとも抑えとしては使えない。身体をしっかり点検して悪いところを探る。それで何もないなら身体をつくりなおしつつ変化球を磨く。やるべきことはシンプルである。今のまま使っても勝算は低い状況だ。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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