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最大の収穫は本田投手。対照的に増田投手は大いに不安。打線の方は中村選手を筆頭に結果を出した選手が複数おりまずまず。ただし、8-9回の得点は相手投手の不調という側面もあるので点数ほどの評価はできない。(2022年2月23日ライオンズ対ホークス)

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今晩は。この時期に週の半ばに休日がある事になれないtthgです。

tthg的に一番良かったのは本田投手。リリーフで投げて4回無失点。2イニング目は甘くなった所を強い当たりを二本打たれていたが、それでも緩急をつけた本田投手らしい投球だった。遅い球があるので多少甘くとも抑えられるし、ストレートで空振りが取れる。ボール先行で四球を出して自滅という傾向がまったく見られなかったのは良い。根本的な球の力が微妙な投手だけに15勝とかは無理としても、ローテの一角としては十分である。2019レベルに投げてくれる可能性を見せてくれたのは収穫である。


もう一人投手で良かったのは森脇投手。変化球、ストレートとも制球できていたし、気温が低い今日の状況では球速もそれなりだった。一つ四球を出したがどうにもならないボール球の連続ではなく微妙に外れた球だった。紅白戦から続いて復調気配である。

打者のほうでは、中村選手が初回からキッチリ捉えた当たりでタイムリーを放ち、二打席目は追い込まれてから流してヒットと内容も伴う結果を出した。この時期から中村選手がここまで仕上がっているのは頼もしい。後は怪我がなければというところ。

もう一人気を吐いたのが牧野選手。中村選手の代走で出て初打席で左の笠谷投手からタイムリー。笠谷投手が制球が定まらず不調だったが、それでも初打席で結果を出したのは良かった。内容もファウルで粘ったのち甘目に来たストレートを捉えてレフト前に持って行ったもので評価できる。紅白戦でも良い内容のヒットを打っていたので今季もしかするとブレイクするかも。

山川選手は今日もヒットを打ち一試合一本以上ペースを守っているのは良いが、5回に牧野選手のタイムリーの前にチャンスで真ん中高めを打ち上げたのがマイナス。得点圏での打撃はもう一つ大きなポイントなので。呉選手は1安打2四球で打席で最低限の仕事をしたが、守備でエラーがあったのはマイナス。外崎選手に比べて明らかに守備で劣るので守備範囲の打球ぐらいは確実にアウトにしないと使いづらい。

戸川選手は二つタイムリーを放ったが、一本目は球が制球できていない椎野投手に差し込まれた打球が良いところに飛んだだけなので高い評価はできない。二本目は不調とは言え甲斐野投手のストレートをキレイに打ち返していたのでそれなりに価値のある打撃だった。また、一応連続でチャンスで打ったという点は評価できる。



さて、問題は増田投手と松本投手。両方とも抑えてはいるが内容は微妙。松本投手はボール先行が多く制球に甘さがあった。ただ、松本投手の場合多少甘くともストレートを投げ切れていればそれなりに抑えるので致命的に悪いわけではない。より深刻なのは増田投手。明らかに抜けた球が多く、空振りは奪えないしストレートの球速が本田投手と良い勝負では流石に不安である。平良投手が開幕黄色信号で増田投手がこれでは不安は大きい。

全体的には、投手に好材料があったので昨日よりはマシである。打線の方も点を取っていたし、ヒットも多く出た。ただし、最後の2回は相手投手がグタグタ感があったので点を取ったといっても3点と考えるべきで打線のつながり自体は依然として不安要素である。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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