7/21 対ファイターズ
・本日のポイント
4回裏、バッター中村カウン3-0からの4球目,及び5回裏バッター浅村の2-2からの5球目と3-2からの7球目。この3球ともボールだったが、映像を見る限りストライクだった。少なくともストライクと言われて文句の言えないコースだった。二つのフォアボールとも得点に結びついたし、特に浅村のフォアボールは,アウトがフォアボールになったという意味で、メンドーサの精神状態に大きく影響したように感じた。(次のメヒアへのボールが露骨に甘くなった)結果的にこの2回でとった4点でライオンズがかなり有利に試合を運んだので、ここがポイントだった。
・二つの失策
2回表の先頭打者岡の打球を源田が送球エラー、6回表ノーアウト1,2塁からレアードのサードゴロで中村がトリプルプレーを焦って2塁へ悪送球。(スローで見るとアウトぽいが)両方とも点に結びついており、これがなければ、牧田、シュリッター、増田を温存できた。こうした細かいミスは長いシーズンを考えると痛い。こうしたミスをなくさないと優勝は厳しい。
・源田のバント
5回裏ノーアウト1塁で源田のバントが成功したが、この場面でのバントは微妙。メンドーサは前の回からコントロールを乱しており、簡単にバントするのはもったいなかった。ここは遅球作戦でフォアボールを狙うべき。実際上述のとおり、浅村は粘ってフォアボールだった。バントの構えだけして揺さぶって、2ストライク以降はファウル打ちに徹すればかなりの確率でノーアウト1,2塁だったはず。仮に、三振でも足のある秋山が一塁にいれば、浅村、メヒアの長打で点が入る可能性は残った。
・菊池の投球
先発の菊池だが、正直エースの投球ではなかった。信頼のおける球がストレートしかない。序盤からストレートで押して、ピンチになればなるほどストレートを投げ、球威がなくなった頃に失点している。もっと信頼のおける変化球を磨くべき。ただし、コントロールの良い変化球を磨くのはすぐには難しいので、困ったときはチェンジアップをコースを狙わずに真ん中に投げてみてはいいのでは。菊池くらい早いストレートを投げていれば、多少甘くとも緩急で打ち取れるし、多少コントロールが甘くなれば、きわどいストライクになる。後は、カウント球ももっと真ん中付近でいいと思う。ただし、カットボールやツーシームなど手元で変化する球で。菊池くらいの球威があれば、多少甘くとも手元で変化させれば打ち取れる。そして、球数を抑えられるので、試合の後半でも最大の武器である球威のあるストレートで勝負できる。
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