増田投手残留報道の中でヒッソリと暴露されたタンパリングは見逃せない。

今晩は。空気の読めない?tthgです。

昨日今日のライオンズファンの最大の関心事は増田投手残留の報道が真実か否かであろう。増田投手の残留については2020年12月2日現在一部スポーツ紙が報道したものの公式の発表はない。スポーツ紙が勇足だったのか?という疑問もありなんとも言えない。増田投手の残留について正式な発表を待つとして、今日はこの残留報道の中で堂々とタンパリングの事実が報道されている事について語りたい。該当の記事は下記の記事だがそこには「増田も数球団が水面下で獲得調査に動いていたが、FA市場の動きが活発化せず、残留を決意したもよう。」と記されている。

「水面下で獲得調査に動いていた」とはタンパリングそのものである。「FA市場の動きが活発化せず」とはオファーが思うようなものではなかったという事である。



一応、野球の世界ではFA宣言した後にオファーするがルールである。だから増田投手も下記の記事の時点では「他球団の話も聞いてみたい」という発言が報道されている。

しかし、冒頭紹介した記事では、FA宣言もしていない段階で「FA市場の動きが活発化せず」残留なのである。FA市場が動いて良いのは宣言後なのにその前に動いていてそれが当然の如く報道される。報道は売れればなんでも有りなんだろうが、一応ジャーナリストなんだからルール違反を当然の全体として書くのはおかしい。更にはルール違反なのに報道機関が最も簡単にサラッと記事にできるほど公然とオファーがなされている事が問題である。

例えば、政治家の汚職とかは流石に堂々とは行われない。だから検察が真剣に捜査して摘発するのである。汚職がコソコソ行われるのはルール違反に後ろめたい気持ちがあるからだ。堂々とやるのは関係者が悪いと思っていないという事だ。そしてそれを報道機関が問題視すらしないのは、それがあまりにも当然の事として受け止められていてそれを問題視して報道する価値がない判断しているのだろう。

タンバリングは野球界ローカルルールでしかないが、戦力均衡という野球が面白いスポーツであるためにどうしても必要な価値のために作られている掟である。それを破るのは自分達の首を絞めることになる。どうしても守れないというなら自動FAにして市場を流動化しても良い。しかし、それなら別の歯止めをかけるべきだ。サラリーキャップやラグジュアリータックスという方法もある。アンダーグラウンドでやりたい放題よりは、公にして歯止めをかける方が球界にとってはマシな話である。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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