ホークスに冷遇されている育成出身者をまとめて獲得すべき

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おはようございます。tthgです。今日は「ホークスの育成システムに風穴を空けるためにライオンズがすべきこと」について書きたいと思います。主な内容は以下のとおりです。

1.解決されたかに見えた育成選手のモチベーション問題
2.噴出した育成選手のモチベーション問題
3.ライオンズは仲田選手獲得を是非実現すべき
4.甲斐選手と石川投手はセットで獲得すべき

1.解決されたかに見えた育成選手のモチベーション問題

以下の記事で指摘したが、近年のホークスは「補強と育成のバランスのとれたチーム作り」から「FAや外国人を乱獲する」大型補強路線に転じた。この大型補強路線は育成選手が「一軍で活躍する未来」を描けなくなり、モチベーションの低下をもたらす懸念があった。

しかし、今年度「育成三銃士」と呼ばれた緒方理貢選手、川村友斗選手、仲田慶介選手の三名が支配下登録され、川村選手は一軍で140打席立ち打率.268、OPS .726と一定の成果を上げた。これで、育成選手のモチベーション問題は解決されたかに見えた。

2.噴出した育成選手のモチベーション問題

ところが、今オフにこの問題は意外な形で再燃した。まず上述の仲田慶介選手が育成再契約を打診され、それを拒否。背景事情としては「支配下枠」を空けて競争させたいという球団の意向があると想像されるが、「支配下登録されてもここまで短期間で再育成」となれば、育成選手としては自身の身分の不安定さを考えずにはいられない。

また、育成出身の甲斐選手と石川投手という育成の成功例が相次いでFA宣言し、現在他球団と交渉中である。彼らが「何ゆえに」宣言に至ったのかという本音は定かではないとしても、現在の待遇に満足していないことは明らかである。特に、FAや外国人補強で「何十億」という金額が飛び交う状況は彼らにとって愉快な話ではない。育成の成功例としてロールモデルである彼らが球団と良好な関係でないという現状は、育成選手に「育成出身者は球団から大切にされないのでは?」という疑念を惹起する。少なくとも、今年もホークスの育成選手のモチベーションという問題はくすぶっている。

3.ライオンズは仲田選手獲得を是非実現すべき

他球団としては、こうした状況に少しでも付け込みたい。その文脈で言えば、ライオンズが仲田選手を獲得しようとしている報道はポジティブな要素である。仲田選手がライオンズで活躍すれば、他の育成有望株も積極的に他球団移籍を模索する動きも出てくるはずだ。また、そもそも育成ドラフトにおけるホークスの指名拒否という選択をする者も出てくるかもしれない。ライオンズが獲得しても一軍で活躍するレベルに育成できるのかという問題はあるものの、ホークスに育成システムに打撃を与えるという意図を持って獲得するのは大いにありである。

4.甲斐選手と石川投手はセットで獲得すべき

さらに言えば、甲斐選手と石川投手はセットで獲得したい。二人がバッテリーを組んでホークス相手に活躍すれば、仲田選手以上に大きなインパクトになる。それが実現すれば「ホークスは補強した外様には手厚いが育成出身の生え抜きを大切にしない」という印象が大きくクローズアップされる。特に、ホークス投手陣の情報を豊富に持つ甲斐選手を獲得すれば、ホークス戦の勝率アップも期待できるので、効果は高い。甲斐選手達の活躍だけでなく、「ライオンズ戦に惨敗続き」となれば、「育成出身の生え抜きを大切にしない」という印象もより強くなる。「育成のホークス」というブランドイメージの崩壊は中長期的なダメージが大きく、ライオンズとしては積極的に狙いたい。

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