今晩は。tthgです。珍しく本日2回目の投稿です。今日はセリーグのほうも観たのでそちらの観戦記も書きました。主な内容は以下のとおりです。
1.半端ない牧選手と佐野選手の打棒
2.緊急登板で光った「ベテランの味」
3.裏目に出た桐敷投手の回またぎ
4.内容は悪くないタイガースの打線
5.不安の残るベイスターズの中継ぎ陣
6.次戦の展望
1.半端ない牧選手と佐野選手の打棒
タイガースの先発・才木浩人投手が制球に苦しむ中、ベイスターズの牧秀悟選手と佐野恵太選手の打棒が炸裂した。二人で合計6安打、そのうち3本は長打であり、いずれも連打でつながったことが相手に大きなプレッシャーを与えた。しかし、後続のオースティン選手がブレーキとなったことで、得点に結びつくまでに時間を要した。それでも最後には、そのオースティン選手が試合を決めるタイムリー二塁打を放ち、勝利の立役者となった。明日の試合でも、牧選手・佐野選手にオースティン選手を加えた強力な中軸打線が脅威である。これをタイガースが抑えきれなければ、連敗でシリーズが終わる可能性もある。
2.緊急登板で光った「ベテランの味」
この試合では、ベイスターズの先発・東克樹投手が4回で足を痛めて降板するというアクシデントが発生した。急遽マウンドに上がったのはベテランの山﨑康晃投手であった。短期決戦のCSという重圧のかかる場面での緊急登板は非常に難しい状況であったが、山﨑投手は落ち着いたピッチングでこれを切り抜けた。幾多の修羅場を潜り抜けてきた山﨑投手ならではの経験が光った瞬間であり、この場面を乗り越えたことが試合の大きな分岐点となった。短期決戦ではこうした経験豊富な選手の存在が勝敗を大きく左右するものであり、山﨑投手の働きがチームに与えた安心感は計り知れないものである。
3.裏目に出た桐敷投手の回またぎ
タイガースは5回終了時点で才木投手の交代を決断し、2番手として桐敷拓馬投手を投入した。6回は見事に無失点で抑えたものの、回をまたいだ7回でつかまってしまった。ベイスターズの上位打線には左打者が多く、才木投手の早期降板により中継ぎ投手の負担が増えたことから、桐敷投手の回またぎが選択されたと考えられる。しかし、この判断が結果的には裏目に出た。シーズン中の記録を見ても、桐敷投手の回またぎはあまり多くない。短期決戦ではシーズン中とは異なる「勝負手」を選択する必要がある。岡田監督の意図は理解できるが、選手が応えられなければ、「勝負手」も絵に描いた餅である。このあたりが短期決戦の難しさを物語っている。
4.内容は悪くないタイガースの打線
4.内容は悪くないタイガースの打線
ベイスターズの牧選手と佐野選手の打棒が目立った一方で、タイガースの打線も決して悪くはなかった。特に森下翔太選手と大山悠輔選手の打席内容には好調さが見て取れた。1回と3回には森下選手が出塁し、その後に大山選手の打球が良い角度で外野に飛んだが、フェンス手前で失速した。ほんの少し打球に強さが加われば長打となり得点が入っていた。6回の森下選手のレフトフライも角度はついており、「あわやフェンスオーバー」の期待は持てる内容だった。さらに、最後の代打・原口文仁選手のレフトフライも、角度がもう少し良ければ同点タイムリーだった。得点には結びつかなかったものの、昨年のリーグチャンピオンであるタイガースの意地は見える内容であったと言える。
5.不安の残るベイスターズの中継ぎ陣
ベイスターズは東投手の負傷降板後、山﨑投手を含むリリーフ陣でなんとか試合を乗り切った。しかし、伊勢大夢投手や森原康平投手の投球には抜け球が散見され、不安定さが目立った。短期決戦では一球のミスが命取りになるだけに、この不安定さは大きな懸念材料である。明日の試合も僅差の展開が予想されるため、ベイスターズの中継ぎ陣がどれだけ安定した投球を見せられるかが、勝敗を分けるポイントとなるであろう。
6.次戦の展望
タイガースの打線が好調であること、そしてベイスターズの中継ぎ陣に不安が残ることを考慮すると、まだシリーズの行方は分からない。タイガースが序盤に先制点を奪うことができれば、一気に流れを引き寄せる可能性がある。特に、今日惜しい打球が多かった森下選手や大山選手が結果を出せば、試合の展開は大きく変わるだろう。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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