曽谷投手と東投手が「エース候補」の内容を披露したことで際立つ「バファローズの育成力
おはようございます。朝起きてファイターズ戦が観られないことが判明してショックを受けるtthgです。
昨日はファイターズ戦がパテレもダゾーンもやっていなかった(テキスト速報を見る限り収穫は少ない試合だった模様ので、ある意味視聴環境がなかったのは良かったのかも)ので個人的に注目していた他球団の選手の最近の動向について映像でチェックした感想を書きたい。なお、(侍ジャパンについては録画忘れました。)主な内容は以下の通り。
1.バファローズ曽谷投手@3月5日対ドラゴンズ戦
まず、tthgが下記の記事で山本投手の穴を埋め得る存在として名前を上げた曽谷投手の直近の登板について。該当の試合は3月5日(火)の対ドラゴンズ戦。圧巻とも言える内容だった。安打性の打球はほぼなく、毎回のように三振を奪う。四死球もトータルで死球1個のみ。制球はコーナーギリギリをつくわけではないが、ことごとく相手が打ち損じる。制球が怪しいと言ってもゾーンの中には来ているので相手としては打っていくしかない。それで打ち損じるので対処に困る。ツーストライク後はスプリットのような落ちる球が抜群で面白いように三振が取れる。スプリットの高低のコントロールは間違わないので高めに浮いたスプリットを痛打されるリスクも低い。後は球数投げた時にどうかという点。初回はストレートが150近辺だったが5回は145近辺だった。スタミナを削れれば違った結果になったかもしれないが、それぐらいしか対応策が見当たらない。実績的には山下投手や東投手に比べ見劣る曽谷投手だが、ポテンシャルはひけを取らない。
2.バファローズ東投手@3月6日対ドラゴンズ戦
次に上述の記事で曽谷投手と同様山本投手の穴埋め候補として名前を上げた東投手について。該当の試合は3月6日(水)の対ドラゴンズ戦。こちらは初球から155キロが出るなど球の力は確かだった。曽谷投手よりも制球にバラつきはあったが結果は無死四球。ボール先行からでも挽回できるし、3-2から粘られても根負けせずストライクを投げて簡単に四球にならないところは評価できる。特筆すべきはカットボールとスプリット。スプリットは曽谷投手と同様良かったが、それに加えてカットボールが秀逸だった。3回内側に来たカットボールにロドリゲス選手がのけぞっていた。相当近くに来て曲がっていると見え本人は身体に向かってくるように錯覚したのだろう。他にも失投気味に来ても打ち損じる場面が散見され対処に困る変化球である。スプリットだけでなくカットボールも有効なのは相当厄介である。曽谷投手同様スタミナ面は不明だが、怖い存在であることは間違いない。
3.イーグルス荘司投手@3月2日対カープ戦
次にイーグルス荘司投手。荘司投手については下記の記事で抑え転向の則本投手の穴埋め候補として名前を上げたので注目していた。こちらも二年目の投手としては好投の部類だった。三振も取れているし、無死四球。結果は上々だろう。だが、上述のバファローズの二人に比べて明らかに抜け球が多く、無駄なボール球が散見された。イメージとしては初年度の隅田投手のようなイメージで良い悪いがハッキリしていた。また、打ち取った打球も強い当たりが多く、次回以降この結果を維持できるのか注視が必要である。
4.際立つバファローズの育成力
曽谷投手及び東投手と荘司投手の各球団における立ち位置はほぼ同じであるが、投球内容は差が明確だった。荘司投手は単体で見たら良いほうに分類されるべきだが、曽谷投手と東投手を見た直後に見ると随分と景色が変わって来る。それだけ曽谷投手と東投手が際立っていた。荘司投手からは「ローテの一角候補」を連想するが曽谷投手や東投手からは「エースの可能性」を感じる。後者が山本投手が抜けた直後に出てくるバファローズの育成力は改めて脅威を感じた。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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