結果として勝ったが首脳陣が目の前の勝利に目がくらんでいるのは不安(2018年7月25日対バファローズ観戦記)
おはようございます。捨てゲームの判断を追求するtthgです。
9-10回に増井投手を打ち崩した打線は素晴らしかった。劇的な勝利にtthgも興奮したことも確かだ。ファイターズが負けたことで今週ぐらいは首位を守れる可能性が高くなったという点からも大きな勝利だった。
しかし、だからと言って手放しに喜ぶことはできない。最大の疑問は7回1死から好投していた二番手斉藤投手から平井投手にスイッチした継投だ。斉藤投手は代わってからランナーを一人しかだしておらず、球数もまだ32。バファローズ打線も下位に向かう回。バファローズの中継ぎは充実しており点を取れる確率はそう高くない。(昨日は逆転したけどそれは結果論。)逆にライオンズ中継ぎは誰を出しても終盤に2-3点失点することを前提に考えなくてはいけない状態。今のライオンズは終盤で3-4点リードして初めて勝ちパターンであり、1点ビハインドは3-4点負けている感覚で丁度良い。(こちらも昨日は中継が頑張ったけれどこれも結果論)
ならば、あの場面で平井投手をつぎ込む理由はない。8回には同じく1点ビハインドで、裏の攻撃からは山本投手-増井投手の盤石のリレーが予想され更に勝てる見込みが減ったのに野田投手を投入した。前半戦彼らを酷使した結果二人とも二軍再調整に陥ったことをまるでなかった事かの如く二人を乱用する首脳陣の采配には疑問を持たざる負えない。
確かに、tthgは下記の記事のように、ビハインドの展開で中継ぎが踏ん張り負けを勝ちに変えることが大事と再三主張してきた。
しかし、それは「ビハインドでも勝ちパターンの投手をつぎ込んで勝ちに行くこと」ではない。基本ビハインドは負ける確率が高い。そして今のライオンズ中継ぎ陣は勝ちパターンですら0で抑えることは期待しにくい。負け試合で貴重な勝ちパターンの投手を浪費して負けたら目も当てられない。負けを勝ちに変えることは勝ちパターン以外の投手で実現しなければ意味がない。そのために相内投手や本田投手を待機させているはずだ。百歩譲って終盤まで僅差だから勝ちに行きたいとしても再調整中の武隈投手で我慢すべきである。
ところで、今日はなぜ中5で菊池投手なのか。肩の不安は明らかなのになぜ無理使いするのか。ウルフ投手が相当状態が悪いということなのか。理解に苦しむ。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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