コンテンツへスキップ ナビゲーションに移動

ライオンズファンの目線でプロ野球を語るブログ

  • ホーム
  • 戦術アナリスティクス
  • 観戦記
  • 書評
  • 球界への提言
  • tthgのライオンズヒストリー
  • ライオンズへの提言
  • プロ野球界の話題
観戦記
  1. HOME
  2. 観戦記
  3. 逆転の決定打は敵失だった。しかし、敵失に至る過程には必然の要素もあった。(2018年8月3日対ファイターズ観戦記)
2018年8月4日 / 最終更新日時 : 2018年8月4日 tthg 観戦記

逆転の決定打は敵失だった。しかし、敵失に至る過程には必然の要素もあった。(2018年8月3日対ファイターズ観戦記)

この記事はプロモーションが含まれています。

おはようございます。上沢投手まで撃破したライオンズがこの上なく嬉しいtthgです。

序盤から、菊池投手のコントロールは安定せず、上沢投手は打てる気もしない。せっかく秋山選手の渾身の3塁打で先制するも直後に逆転される。中盤まで負け要素満載だった。光が見え始めたのは6回裏。疲れで球がバラつきの始めた上沢投手を源田選手と浅村選手が連打で無死1、2塁。惜しくも後続が倒れて点は獲れなかったが、上沢投手にスタミナ切れの傾向があり、次の回には捉える可能性が見えた。(打高投低のライオンズにとって、相手先発のスタミナを削り取るメラドの灼熱環境は武器なのでは?と思ってしまう。)

しかし、7回の攻撃を迎える前に、表の攻撃をどうしのぐかが問題だった。菊池投手は既に110球を超えており、ストレートの球速が落ち始めていた。頭から継投もありだったとは思うが、出す投手の選択肢も難しい。スタミナ切れ気味の菊池投手以上に確実に抑えられると言い切れる中継ぎもいない。裏の攻撃に期待が持てるとはいえビハインド。継投を否定する要素は満載である。ただ、週前半のホークス戦で勝ちパの中継ぎをほとんど使っておらず中継ぎは休養十分、菊池投手の肩の回復への不安という要素を考慮すれば頭から継投もありだった。現実は二死までは菊池投手が投げて最後の一人を平井投手という折衷案でしのぎ切る。平井投手が球数少なく終わり回マタギで次の回を投げ切ったことを考えればこの選択も有効だった。(菊池投手がアウトを取れずにランナーだけ溜まって継投というリスクもあったが。)

この7回表をしのいだことでファイターズの継投が難しくなった。ファイターズ中継陣も強力ライオンズ打線を完璧に抑えられる存在は見当たらない。上沢投手はライオンズ得意で、疲れが見えるとはいえもう一回投げてもらいたい。ファイターズは上沢投手続投を選択するが、これが裏目にでて連続ヒットで無死一、三塁となり上沢投手は降板。無死一塁で斉藤選手にヒッティングの選択が良かった。併殺リスクもあったがバントで手堅く一点詰めるではなく一気に同点逆転を狙ったことが功を奏した。今のライオンズ中継ぎ陣の不安を考えると一気に逆転しないといけないので必然の選択だったが。

このチャンスに代打栗山選手の犠飛で一点差に追いつき、なお一死一塁から秋山選手と源田選手がつないで満塁で浅村選手に回る。ここで浅村選手が併殺コースの遊ゴロを打ってしまう。しかし、二塁手石井選手の送球エラーで逆転。最後はエラーだったことは確かだが、6-7回の攻防において、1点差で満塁を作ったことは逆転へ大きな布石だった。もっと点差がついていたら石井選手ももっと落ち着いてプレー出来ていただろう。斉藤選手のヒットで一気に逆転のチャンスをつくったこと、犠飛で一点で終わりそうな状況でも秋山選手と源田選手がつないで満塁までもっていったことも大きかった。1点差で満塁という状況をつくって重圧をかけたことで逆転できたという面もある。その意味では逆転は必然だった。

この逆転劇の後は虎の子を一点を平井投手とヒース投手が守り切った。打線の踏ん張りに投手が応えて勝ちのある逆転勝利だった。昨日の勝利は中継ぎの勝利でもあった。最大の弱点である中継の踏ん張りによる勝利は大きい。昨日のような勝利を積み重ねることができるなら、本当に強いチームへの階段を上ることができるだろう。

最後に菊池投手の状態について。フォームを変えたことで楽に球速が出るようになって制球も多少改善した。最近の状態は二段モーションが身体に負担があり早期に球速が落ちるなどの現象がでていたという解釈で良いように思う。ただし、80を超えた当たりから140中盤のストレートが散見され、無理に力を入れないと150を超えないようになる点はまだしっくりこない。制球が完全でないことと併せて考えればまだ肩にも多少の不安があることも予想される。調整を兼ねて登板間隔を空けることも必要ではないか。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

ライオンズに関する他の人気ブログはこちら。
にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
にほんブログ村
プロ野球に関する他の人気ブログはこちら
にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ
にほんブログ村
 #埼玉西武ライオンズ #seibulions

Xでフォロー

@tthg1994
follow us in feedly

関連

  • Facebook
  • X
  • Bluesky
  • Hatena
  • Pocket
カテゴリー
観戦記
観戦記

前の記事

暫定版観戦記2018年8月3日対ファイターズ
2018年8月4日
観戦記

次の記事

暫定版観戦記2018年8月4日対ファイターズ
2018年8月4日
  • tthgのライオンズヒストリー
  • まとめ記事
  • イーグルス
  • コラム
  • セイバーメトリクス
  • チーム編成
  • バファローズ
  • パリーグ他球団
  • ファイターズ
  • プロ野球界の話題
  • ホークス
  • マリーンズ
  • ライオンズへの提言
  • ライオンズニュース
  • 二軍情報
  • 動画告知
  • 戦術アナリスティクス
  • 書評
  • 未分類
  • 海外メディア
  • 球界への提言
  • 観戦記
2025年5月
月 火 水 木 金 土 日
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
« 3月    

人気の投稿とページ

  • 【プロ野球オンラインカジノ問題】「公訴時効」で線引きするNPBの姿勢から透けて見える闇を文春に暴いて欲しい
  • 優遇され過ぎていたライオンズ友の会
  • 2段モーションのリスクを考える。
  • ピッチクロックはメリットの方が多い。
  • sinndarさんのブログ卒業によせて

ブログ統計情報

  • 2,733,754 アクセス

このブログについて

本ブログは30年来のライオンズファンであるtthgがライオンズファン目線でプロ野球を語ることを目的として開設しています。記事の内容はライオンズに関することが多いですが、ライオンズについて語る時も他球団のファンに参考になることを心がけております。x(旧Twitter)もやっているので、気軽に絡んでください。基本フォロバします。

x(旧Twitter)アカウントはhttps://twitter.com/tthg1994?s=20です。

お問い合わせフォーム(Inquiry form)

お問い合わせは、以下のフォームからお願いします。To contact us, please use the form below.

    このフォームはスパムを低減するために Akismet を使っています。 データの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。This form uses Akismet to reduce spam. For more information on how we process data, please click here.

    • プライバシーポリシー

    Copyright © ライオンズファンの目線でプロ野球を語るブログ All Rights Reserved.

    Powered by WordPress with Lightning Theme & VK All in One Expansion Unit

    MENU
    • ホーム
    • 戦術アナリスティクス
    • 観戦記
    • 書評
    • 球界への提言
    • tthgのライオンズヒストリー
    • ライオンズへの提言
    • プロ野球界の話題
    • tthgのライオンズヒストリー
    • まとめ記事
    • イーグルス
    • コラム
    • セイバーメトリクス
    • チーム編成
    • バファローズ
    • パリーグ他球団
    • ファイターズ
    • プロ野球界の話題
    • ホークス
    • マリーンズ
    • ライオンズへの提言
    • ライオンズニュース
    • 二軍情報
    • 動画告知
    • 戦術アナリスティクス
    • 書評
    • 未分類
    • 海外メディア
    • 球界への提言
    • 観戦記
    PAGE TOP