勝利のために山川選手獲得というリスクを負ったホークスに勝たせてはいけない。

今晩。引き続き複雑な気分のtthgです。

山川選手の話は事が進むごとに色んな思いが交錯して整理できなくなる。一旦横に置いて別の話を書こうとも思ったがスルーできなかった。とりあえず、ホークス入りが確実になったという報道があった事に関して私見を述べておきたい。山川選手個人については宣言時に書いた下記の記事で書いた通りなので繰り返さない。一点だけ補足するといわゆる「戒め」と言われるコメントは大いに余計だった。どうせ出て行くならライオンズファンからの厳しい批判を覚悟して何も言わずに出て行くべきだった。

山川選手FA宣言に湧き上がる複雑な感情

今日は獲得濃厚と言われるホークスについて書きたい。



当初ホークスは「コンプライアンスに厳しいので獲得はない」と言われていたが山川選手が不起訴になり、チームが今年のシーズンで結果を残せななかったこともあったのかFA宣言したら球団幹部の口から「調査します」と発言があった事が報じられらようになり、ついには今回の獲得に至ったのである。この間ヤフコメなどにはホークスファンとおぼしき人から「要らない」「山川選手を獲得したらファンやめる」とか辛辣なコメントが多々あったが、球団は獲得に踏み切った。

ホークスはこの2010年代は常に優勝に絡むチームだったが、ここ3年はバファローズにリーグ優勝と日本シリーズ出場を両方持っていかれており、来季はどうしても勝ちたいシーズンである。かつてライオンズも常勝時代があり、tthgもその時代を知っている。それ故にそこから転落して行く過程でのフラストレーションは相当なものだった。今のホークスファンの中にも似たような感情の人はそれなりに居るはずだし、ホークス球団としてはそうしたファンの感情に応えないと勝ちに飢えたファンが去って行くという危機感が芽生えるのも当然である。それ故に多少のリスク案件でも勝てる確率を上げるためにはやむ無しという判断があったように感じる。

先日下記の記事でホークスには焦りを感じるという趣旨の事を書いたが、山川選手獲得は更にそれを強く感じるニュースである。そして下記の記事では焦ったホークスがチームのバランスを乱している事につけ入る隙があるとも書いた。山川選手獲得は更に若手のチャンスの芽を摘むだけでなく、倫理的な側面でファンの間でも議論が起こっている。山川選手が活躍して優勝すればそうした議論も下火になるのだろうが、これで山川選手が散々、優勝もできないとなれば収拾は容易ではない。ライオンズとしては、まずどうしてもやらなくてはならないのはホークスより上に行く事だ。ホークスに優勝も日本シリーズ出場もさせなければホークスのダメージはデカい。更に直対時は山川選手を徹底的に抑えて調子を狂わせる事だ。逆に出ていかれた上にボロカスに打たれるとかはあまりに情け無い。出ていかれる以上ホークスで好き放題やらせないぐらいの事はせめてもの意地として成し遂げて欲しい。

ホークスの大型補強路線は諸刃の剣

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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