今晩はtthgです。
ご存知の通り、ライオンズのレジェンドの一人、清原さんは覚せい剤で逮捕され執行猶予付きだが有罪判決を受けた。ライオンズ時代の清原さんのホームランに多くの喜びをもらったtthgにとってショックな出来事だった。ライオンズファンの中にも、宿敵巨人に移籍し、犯罪を犯した者に手を差し伸べる必要などないとお考えの方もいると思う。しかし、tthgは今でも清原さんのライオンズ復帰を願っている。
一つの理由は、前にも記事にした通り、犯罪を犯してもそれを真摯に反省し罪を償う意思のある者にセカンドチャンスを与える事は、一つの社会貢献活動という面があるということだ。もちろん、犯罪は犯罪だ。それについて批判されることは仕方ないし、罪を償う必要はある。また、再度薬物に手を出したり、今なお社会人として批判されるような言動があるならば、チャンスを与えるべきではない。しかし、本当の意味で反省して、人生をやり直す意思があるならば、もう一度チャンスを与えても良いと思う。
もう一つは、清原さんのライオンズへの貢献度がとてつもなく高いという点だ。清原さんは、ライオンズの日本一に何回も貢献した。また、数字以上にそのキャラクターがtthgの心を打った。必ずしも、残した数字が一番というわけではない。走攻守の総合的な貢献という意味なら元ホークスの秋山さんに軍配があがるし、単年の本塁打数ではデストラーデさんのほうが上だった。投手なので同じ土俵で比較はできないが、毎年のように二桁勝利をあげた工藤さん、渡辺SD、郭泰源さんなども貢献度は高かった。しかし、その中でも清原さんの存在感は頭一つ抜けていた。うまく言葉にはできないが、ス数字以上に,tthgの心の琴線に触れる何かがあるそんな選手だった。おそらく、同じ思いをしているファンは少なくないと思う。だからこそ、未だにライオンズの背番号3は特別な番号だし、清原さんの応援歌がチャンステーマとして使われているのだ。
tthgは、ドラフトの時に半ば騙された巨人にどうしても行きたいとFA移籍しても、残念だったが、怒る気にはならなかった。ここまで貢献してくれたのだから、最後は清原さんがどうしても行きたい球団にいっても仕方がないと諦めた。前に岸投手のFAに関して厳しい意見を述べたことがあるが、岸投手には、清原さんほどの貢献を感じなかったので、厳しい意見となったが、清原さんにはFA移籍しても、許容しまうほどの莫大な貢献があった。
ここまで、貢献してくれた清原さんだから、ライオンズが清原さんの再生に手を貸しても良いと思う。例えば、ライオンズの若手に「薬物の恐ろしさ」を自分の体験を元に語ってもらうというのはどうか。プロ野球選手はお金を持っているからそれを食い物にしようという輩が薬物の誘い駆けてくる可能性は一般人より高い。ある種の薬物は極限のプレッシャーから逃れる手段であるとともに、運動能力向上目的でも使われるから、野球選手の薬物使用には一定の危険性がある。そうした悪の誘惑に陥らない予防策として、自身が経験した薬物の副作用を語ってもらうことは、若手の教育として十分有益だ。薬物禁止を啓もうする活動のために清原さんを雇用するなら社会も比較的受け入れやすい活動なので、球団のリスクも少ない。
かつて清原さんの応援歌だったチャンステーマの歌詞は「光り輝く 日はまた昇る ~」で始まる。今の清原さんは沈んでしまった太陽(日)のような存在だが、応援歌の歌詞のようにもう一度「昇る時が来る」と信じたい。また、ライオンズにはその機会を与えて欲しいと思う。
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