今晩は。己の恥を晒すtthgです。
しばらく前からこのブログにおいて、清原氏についてあまりに見当違いの事を書いたと後悔していた。しっかり訂正記事を書こうと書こうと思いつつ先延ばしになってなっていた。今日はその件について書きたい。まず該当の記述は下記の記事の「あまり野球を考えてやるというより直感的な所でやっていた(ように見える)清原氏はタクティクス的なところはコーチとして引退即は通用しなかったと思う。」という部分。
ハッキリと断言するが、これは真っ赤な嘘でした。清原さん。申し訳ありません。下記の動画をみて貰えば分かるが清原氏の打撃に対する分析力は極めて高く、明晰な頭脳の持ち主である事が一目瞭然である。また、子供の打撃フォームの欠点を素早く見抜き分かりやすい指導で改善していく様子はコーチ人材として最上級の能力を証明していると言っても過言ではない。
救辞苑なんかを見ていると自分の技術を上手く言語化できない選手は結構いる。それに比べると清原氏のバッティング理論は明確で分かりやすい。また、引退から10年以上経つのに今流行りの打ち方を勉強していて自分の理論と比較してまでしている。更に凄いのは「どういう指導をされたら嫌か」という事にハッキリと指針があるので受け手としてはやり易い。どんな業種でも教えられる側の気持ちがわからない上司の指導程嫌なものはなく、コーチとしてこの考え方は非常に大きな力である。これを見ていると引退後すぐライオンズの打撃コーチに雇って欲しかったとつくづく思った。正直に言うと今からでも欲しい。明らかに内角を意識して迷走仕掛けている山川選手をコーチして欲しいとすら思う。
さて、今回はtthgが完全なる見当違いをしたわけだが、なぜそうなったかは少し語りたい。最大の要因はメディアに出る清原氏の姿が理論派とはかけ離れていたからだ。清原氏がメディアに出る時はバラエティで番長キャラでいじられている、豪快に遊んでいる、豪快に筋トレしてダイエットをしているの3択だった。遊ぶ時は遊ぶけど負けず嫌いなので成績が落ちてくるとしこたま練習するというのはあったが、理論的な話はほとんど見かけた方がなかった。更には野村克也氏の著書で「清原はなんも考えてない」というのを読んだ事があり、そのイメージが膨らんだ。どうもtthgはメディアに出た上っ面の情報だけで判断しすぎたようだ。この点については大いに反省したい。
ところで、ある意味で清原氏はメディアが注目したその豪快なキャラが受けた面があり、理論的な話を取材してもメディアに得がなかったのだろう。清原氏としてもメディアが面白おかしく書いた事で迷惑も被ったが、キャラが立つのはエンターテイナーとして旨味もある。一概にマイナスだけだったとは思わないが、清原氏の理論派としての側面が世にあまり出回らなかったのは球界としては大きな損失だった。あのキャラでかつ理論派で人を惹きつける魅力がある清原氏は球界の名物監督にすらなり得たと思う。
今回の件は本当に反省ばかりだが、YouTubeといつネットメディアの登場は、メディアの印象が全てだった昭和の時代の価値観を根本的に覆すものなのだと感じた、
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