7月以降リーグトップ10クラス打撃成績を残した古賀選手は来季のカギを握っている。

今晩は。古賀選手に期待しているtthgです。

tthgが今年のライオンズ野手陣で1番気になっているのは「古賀選手の打撃プチ覚醒は継続できるのか?」という点である。総合成績はあまり目立たないが7月以降の成績はレギュラー捕手としては申し分ない。具体の数字は以下のようになっている。

出塁率
7月.333
8月.358
9•10月.359

OPS
7月.652
8月.735
9•10月.753

打席数
7月:58
8月:70
9•10月:40

(古賀選手の成績については下記を参照されたい。)



今年の規定打席到達者の出塁率で11位の松本剛選手が.332同じくOPSでは11位のマキノン選手が.728なのである。今年の古賀選手は出塁率ベースでは7月以降、OPSベースでは8月以降の成績でベスト10前後の成績を残している事になる。これが継続できるなら文句なくレギュラーだし、なんなら今年のライオンズで主力の外崎選手の出塁率.338OPS.738と比べても遜色ない。

勿論、他の捕手との併用故に体力が温存されたからこの成績だったという面もあるだろうし、良かった時期はシーズン後半の半分ぐらいなので継続性という意味では疑問は残る。だがそれを差し置いてもベスト10に迫るような成績は立派だし、3ヶ月に渡って持続的に成績を残せた事は瞬間的に好調だったのではなく技術的裏付けがある可能性を示唆している。少なくとも打撃面だけを見た時に古賀選手をメインに使ってみたいし、年間通してOPSで.700程度残せれば他のチームに比べて捕手の打撃で優位に立てる可能性が高い。

問題は守備だが、例えば、下記に今期の先発捕手別の先発投手の防御率が出ているが、古賀選手3.28柘植選手.256となっている。この点では確かに若干疑問はある。

ただ、これを2022年で見ると古賀選手先発時.284柘植選手.325なので大差でない可能性もある。

また、リード面は回数をこなすことで改善するという側面もある。森選手も当初は色々指摘されていたが、経験を積むことで改善した。例えば、2018年森選手先発時の先発投手の防御率が.454に対して岡田選手先発時.422だったが、2019年は森選手先発時.452岡田選手先発時.524と逆転している。2020年は森選手先発時4.95岡田選手先発時4.44だったが、2021年は森選手先発時4.12岡田選手4.45と再度優位に立っている。また、森選手は移籍先のバファローズで若月選手先発時と同等の成績(森選手先発時.266若月選手先発時.246)を残しており、リード面で平均値ぐらいの成績の捕手になったと言えよう。

(各年における先発捕手別先発投手防御率は下記を参照されたい。)
2018年ライオンズ


2019年ライオンズ


2020年ライオンズ

2021年ライオンズ

2023年バファローズ

そう考えると対柘植選手で古賀選手がリード面で多少劣ると現場が感じていようとも、古賀選手の打撃開眼が本物であれば、経験値による改善を見込んで古賀選手に年間通してポジションを与えてみたくなる。まずは、古賀選手には良いオフを過ごして来春キャンプとオープン戦で打撃で結果を残してほしい。今年の後半並みの結果を残せるなら来季のライオンズの未来は幾分か明るくなる。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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