隅田投手には「来季」ライオンズのエースにはなって欲しい。

今日は。ライオンズのシーズンが終わるとポストシーズンを見るか悩むtthgです。

山川選手の謝罪会見については色々考えたがこの話ばかり書くのも嫌なので一言だけ。ライオンズファンに許しを乞いたいというならFAは宣言残留すべきである。そうじゃなければ不起訴なら受け入れる組もどうせ来年いなくなるだろ?という疑念の故に熱を入れて応援できない。

さて、今日は隅田投手の話。tthg的に来季への期待度という意味では1番大きな投手である。シーズン序盤は去年同様、良い球は投げるけど後一歩という投球が続いていた。それが8月以降は大きく改善した。



tthg的に隅田投手の1番の不満は無駄なボール球とファウルを打たれて粘られる事だった。三振を取る場合でも、追い込むまでの間に1-2球明らかなボール球があり、追い込んでから1-2球粘られる。結果として一つの三振にも7-8球消費するから球数が嵩んで長い回が投げられない。それでも後ろがしっかりして打てる打線があれば勝てる訳だが、それではドラ1のエース候補としては物足りない。シーズン序盤はその特徴がそのまま出ていて、7月までの14登板で7登板が6イニング持たずに降板している。7回を投げ切った登板も一つしかなかった。それが8月以降は8登板全て6回以上投げてそのうち3回は7回以上投げている。(隅田投手の全登板は以下を参照されたい)

これらの結果は、ストライク先行で無駄ボール球は減り、ファウルで粘られる事も減った事によるものとtthgは考えている。特に、フォークとチェンジアップという落ちる系の球が球速差がありつつ似たような球筋でゾーンの中で低めにコントロールされるようになった事で追い込まれてからの空振りが増えた事で粘られずに三振を取れるようになった事は大きい。そこに更に遅いカーブも効果的であり、ストレートもより活きるようになった。tthg的には今年先発で1番伸びたのは隅田投手であり、来季への飛躍の期待度という意味では1番手である。

ただし、そのためには今年「9勝に終わった」ことは課題である。たかが一勝かもしれないが、最後の二登板はいずれも10勝の可能性のある試合だった。9/24は山本由伸投手と投げ合い、5回までは互角に渡り合い下手をすると山本投手より内容は良かった。10/1は後1アウトで7回までをリードして終われるところだった。本当のエースになるためにはこうした結果を出して二桁勝てるようになる事が求められる。とくに9/24は4連勝中で奇跡のCSに向けてラストチャンスという状況だった。エースに求められる役割はこうした試合で山本投手相手に投げ勝ってチームに良い流れを作る事である。あの試合の投球内容は2年目投手としては称賛に値するものだったが、エースとしては結果を残せなかったという点で物足りない。

残念ながら山本投手は海を渡りそうなので来年隅田投手が痺れる優勝争いの中で山本投手にリベンジというストーリーは実現する方は無さそうだが、隅田投手にはエースになって欲しい。彼がロン毛チームや平良投手をごぼう抜きしてエースに君臨するようになればライオンズの先発投手陣の力は大きく変わる。髙橋投手や平良投手が海外志向である以上隅田投手が数年後にエースになってもプラマイ0の可能性が高い。隅田投手が「来季エースになれるか否か」でライオンズが数年のうちに優勝できる確率は大きく変わる。隅田投手には是非来季エースになって欲しい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

本記事を評価頂けるようでしたら下記のバナーのクリックをお願いします。本ブログのブログ村におけるランキングが上がりtthgのモチベーションになります。

にほんブログ村 野球ブログ 埼玉西武ライオンズへ
にほんブログ村

にほんブログ村 野球ブログ プロ野球へ
にほんブログ村



本ブログは管理上の理由からコメント欄を停止しています。コメントがある場合は、お手数ですが下記のツイートのリプでお願いします。

https://x.com/tthg1994/status/1710531976376275241?s=61&t=uUU8bXDZSF5OT2EVOsVnaA

ブログの記事を更新した時は必ずTwitterでも更新通知のツイートをしますので定期的に本ブログを読みに来ている方はTwitterで@tthg1994をフォローして頂くと記事の更新状況がタイムラインに流せるので便利です。

twitterでフォロー