呉選手の「代打起用」を検討してはどうか?
今晩は。久しぶりのtthgです。
今日は呉選手を今後について。結論から言うと呉選手については代打専任という使い方を検討したい。呉選手は30歳でレギュラーをつかむにはラストチャンスという年齢である。しかし、ショートとセカンドは源田選手と外崎選手がファーストオプションとして確立している。ファーストやDHでは呉選手の打力は物足りない。サードについては、佐藤選手と渡部選手の台頭でファーストオプションが埋まりつつある。外野転向については2020年に一度トライしているが、守備が苦手な呉選手が新ポジションで使うのは微妙である。そこで、他の役割はないかと考えた時に浮上するのが「代打」である
2019年に書いた下記の記事で、呉選手を代打向きの才能があるなら代打屋として育成する候補として名前を挙げたことがあったが、2020年以降の呉選手のパフォーマンスを加味すると呉選手は代打の才能がありそうな気配がある。
下記が呉選手の2020~2022の成績だが、いずれの年も得点圏打率が.290前後あり、通算打率よりも高く勝負強い打撃を示している。
2023年も少ない打席数ながら.318と優秀な得点圏打率を示している。
ファームにおける成績も9/23時点で打率.341,OPS.952と優秀で衰えという懸念はあまりない。
不調になった時にトコトンだめという欠点はあるが、得点圏で通常より結果を残せるタイプというのは魅力的である。代打として一番欲しいのは「ここぞの場面で一打を出してくれるタイプ」である。少なくとも4打席立たせるなら得点圏でより高い結果を残せている呉選手は代打でも「ここぞの場面で一打を出してくれる」可能性はある。また、そもそも得点圏のほうがアドレナリンが出て打てるタイプの選手である可能性も示唆している。
確実に代打で成功するとは限らないし、来期内野のレギュラー(又はレギュラー候補)が不調やけがで穴が開いてチャンスが来る可能性がないとは言えないが、その状況ではどの道優勝はおぼつかない。本人としても30という年齢を加味すると「あるかないか分からないレギュラー」を狙うより代打屋という専門職の地位を確立して30後半までプロとして生きる可能性を探るほうが得という考え方もできる。また、2019年に書いた記事でも触れたが代打屋は、投手が打席に立つセリーグにより大きな需要があり、トレードゴマとしても価値がある。完全に代打屋になりきらないとしても「一軍の代打で結果を残せること」を示しておけば、新天地を得られる可能性が高まる。それは球団と本人双方に利益がある話である。ぜひ一度「代打呉選手」を検討してほしい。
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