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増田投手が不甲斐ないのは間違いない。しかし、本質はその増田投手に任せるしかない乏しい戦力(2023年5月6日ライオンズ対バファローズ)

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今晩は。増田投手がピンチを迎えてもそれが普通過ぎて感情が揺さぶられなくなったtthgです。

昨日の試合の感想を書いた下記の記事でチームがこのままズルズルと後退するか否かの正念場である旨を書いた。その意味で言うとどうしても勝たねばならない試合であった。色々9回に至る過程で不満はあるものの山本投手先発試合で9回2点リードできる試合はそうそうない。下降線を辿るチームのとしては流れをかえるためにどうしても勝たねばならなかった。

だが、増田投手が2点差すら守りきれなかった。増田投手か不甲斐ないのは間違いない。だが、増田投手を選択した事については仕方ない。他の候補いなかった。増田投手自身も前回から更に球速をマシ150を記録していたし、明らかな抜け球は減っている。逆球も減っていて制球も開幕当初より確実に良化している。だから首脳陣が増田投手の経験値を頼って出すのは理解はできる。しかし、増田投手はストレートで空振りが取れないように本調子にはほど遠い。(正しくは全盛期とは程遠いと言うべきか。)今の増田投手ではこの結果は必然である。本質的にはその増田投手に任せるしかない乏しい戦力が問題である。


勝つためには増田投手を出さないかもっとリードして9回迎える必要があった。まず髙橋投手にはもう一回投げて欲しかった。3回までは上手くすれば完投ないし8回を投げきれそうなペースだったが、4回に若月選手に粘られた所からおかしくなった。1点で抑え切ったものの6回一死満塁から外崎選手がボテボテのセカンドゴロをなんとかセカンドでアウト一つ取ってくれなかったからQSも危なかった。

打線は不調の山本投手をHQSさせてはダメである。初回からコントロールが乱れがちだったのに下位打線が早打ちして助けてしまった。失礼ながら下位打線の面々では多少不調だろうとも山本投手は打てない。せめて球数を稼いでくるぐらいしてもらわないと勝てるものも勝てない。

そして打線1番のやらかしは8回山川選手のタイムリーの後、更に無死満塁から一点も取れなかった事。代打栗山選手を含め、押せ押せの展開で決定打を打てず流れを止めたのは今のチーム状況からすれば痛すぎる。厳しい言い方になるがこれが今のチームの実力であろう。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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