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若林選手が悪い流れを堰き止めて一息つけた事は大きい。だが課題は山積み。(2023年5月7日ライオンズ対バファローズ)

今晩は。とりあえず一息つけた事を喜ぶtthgです。

若林選手様々である。與座投手が初回から失点を重ねて3点差。3-5回にいずれも得点圏でタイムリーがでず。このままズルズルいきそうな空気を6回の満塁のチャンスで走者一掃の一打を放ち、更に8回には勝ち越しの一打も放った。タイムリー欠乏症を一人で解決してしまった。先日下記の記事で若林選手の使い方について下位でランナー返す役割を与えて少しでも負担を軽くして使いたいと主張したが、今日の若林選手の活躍はこの記事で想定していたものそのものだった。(もっとも、首脳陣は打線を下げるだけでなく、休ませつつ使うという更なる安全策を選択したが。)

若林選手には、このチャンスを是非とも自分のものにして欲しい。


投手の方は、與座投手は序盤は凡打になっても捉えられた打球が多かった。正直いつ炎上するかという出来だったが、3回以降タイミングを外す場面が増えた。5回3失点で初回から点を与えたのは決して高く評価する事はできないが、大炎上を回避した事だけは良かった。

その後、森脇投手、平井投手、佐藤投手と0で切り抜けた。結果的にここで持ち堪えた事が勝因の一つであり、今日に関しては中継ぎが仕事をした試合だった。平井投手と佐藤投手は中継ぎで1番安定している。平井投手はここ2戦の内容はかなり良い。佐藤投手については中川選手を三振に取ったスライダーをコンスタントに投げられたらセットアッパーとして高いレベルになれる。ただし、森脇投手は相変わらずフォークが浮くケースが目立つし、極端に変化球に頼った投球に不安は残る。

そして、最大の問題は青山投手。ストライクが入らず小田選手のバスター失敗併殺でなんとかセーブ機会を成功させた。彼自身についてはこんなものだし、リードを守って帰ってきた事は評価に値するが、なぜ青山投手を使ったのかという点である。

昨日増田投手が失敗して代役を立てるという方針は理解はできる。もっとも、昨日sinnderさんが下記にツイートしで紹介しくれた記事には「明日もチャンスがあればやり返してほしい」とあるのになぜ方針転換したのか分からない。

一応下記の記事で理由らしきものが語られているが、あまり明確な決断理由がない。

<オリックス4-5西武>◇7日◇京セラドーム大阪 西武の青山美夏人投手(22)が今季2セーブ目を挙げた-、というほどシンプルな1勝ではなかった。 ルーキー右腕は「あぁ、良かったと。勝てて良か
【西武】ルーキー青山美夏人びびらず2セーブ目 試合開始後に通達され最終回登板... - Yahoo!ニュース

仮に増田投手に故障などの理由があり決断を迫られたとしても、青山投手ではない。開幕戦で使ってダメだったし、それ以降も抑えてはいるが内容に安定度はない。抑えで使うなら安定度が高く経験値もある平井投手のほうではないか。青山投手を使うなら森脇投手のところで7回森脇投手、8回佐藤投手、9回平井投手だろう。青山投手と森脇投手のところはどちらかを本田投手でも良い。勿論、これで万全という事は全くない。平井投手とて抑えの経験はないし、本田投手、森脇投手、青山投手は勝ちパターンとしては心許ない。佐藤投手とてストレート一本槍で制球も微妙である。だが、今日の継投よりはマシである。何故一度失敗しているルーキーに拘って代役を指名するのか謎である。

今日の勝ちはチーム全体の悪い流れを一旦止めるという意味で価値ある勝利である。だが後ろの投手のバタバタ具合と迷走している首脳陣ではいつまた悪い流れに巻き込まれるか分からない。どこまで5割をキープできるのか時間との闘いである。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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