今井投手のエースたる投球は素晴らしかった。だが、シーズンの序盤から僅差で今井投手が140球弱投げて完投しなくてはならない現状は長期的には大きなリスクである。(2023年4月13日ライオンズ対マリーンズ)

こんばんは。うれしくもあり心配でもあるtthgです。

今井投手については素晴らしかった。8分ぐらいで投げていると思われるストレートも素晴らしく伸びており、進化した投球内容だった。たまたま一回良かったというよりは今年はずっと良いのである程度計算できる投手になってきた。8回と9回の最後に打者でいずれも3-2のカウントになったがここで渾身のストレートで打ち取った姿を見て、昨日最後の一球でストライクを取れずにランナーを残して降板した隅田投手との違いを強く感じた。エースなら138ぐらい投げて完投しても抑えられるぐらいの実力がほしい。


一方で、今井投手が完投シーズン序盤から140球弱投げて完投しないといチームとしてチームとして好ましい状況ではない。8回時点でスタミナ的な消耗は確実にあり、抜け球も増えリスクのある続投だった。通常の抑えがいるなら、ここは抑えを出し惜しみする試合展開ではない。だが、今の増田投手には不安がつきまとい、平井投手と森脇投手しか代役候補がおらず難しい選択だった。いまの後ろの状況なら多少疲れても今日の今井投手のほうが上という首脳陣の選択を一概に否定できない現状は長期的にはリスクである。

その意味でも打線に決定だがかけたという問題は確実に存在する。マキノン選手がは、初回の二死、一二塁をものにできなかっただけでなく、3回に相手のミスとポテンヒットで2点を先制し、流れが傾きかけた場面で併殺を打って流れを止めてしまった。5番なら最低後者ぐらいは犠牲フライを打ってもらえないと打線の機能が著しく低下してしまう。

絶好調の児玉選手も8回の大事な二死満塁のチャンスではあえなく凡打。一年生に打点まで期待するのは酷だが、打てる選手が限定される今の打線ではそれすら厳しい結果に感じてしまう。その一つの要因は3回に犠打とラッキーな内野安打があったとは言え、愛斗選手とペイトン選手の一、二番コンビが出塁できない事である。いくら外崎選手と中村選手が打ってもこれでは得点力は向上しない。いくら先発投手が良くても、それに頼りっぱなしでは先は暗い。ある程度打てる打線と、計算できる抑えが確立することが急務である。

最後に頭部死球の柘植選手について。いくら本人が元気でも頭に当たった時は大事をとって代走を出すべきである。捕手二人態勢で弊害はあるが、頭は人命に関わるケースがあるので止めるのがベンチの仕事である。先日ホークス戦で、肩甲骨に打球を当てた牧原選手を藤本監督が無理矢理代えるという一幕があったが、今日のライオンズ首脳陣は同様の処置をすべきだった。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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