今晩は。2年前の記憶を探るtthgです。
日刊スポーツに大曲投手の2年前の今頃の一軍デビュー戦との差についての記事が掲載された。tthg的にこの記事に思うところがあったので今日はそれについて。
たくましくなった西武大曲錬投手(24)が、2年前の自分に勝った。2点リードの最終回、懐かしのマウンドに上がる。先頭のロッテ福田光を落ちる球で空振り三振にした。… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com) 【西武】3年目右腕の大曲錬が快速球で高知の悪夢ぬぐい去る 頭真っ白のデビュー... - nikkansports.com |
大曲投手のデビュー戦については下記の記事で批判的に取り上げた。理由は相手に二つもぶつけており、危険だったからだ。これについては今も正しい指摘だったと思っている。結果的に今成長したとしても、他所に迷惑をかけるような状況では使うべきではない。また、その傾向があれば早めに対処すべきである。
しかしながら、そこから成長してここまで来たという点は素晴らしい。
正直、大曲投手が今一軍で通用するのかという点はまだなんとも言えない。昨日の投球に再現性があるのかという点や、仕上がった状態の一軍の主力相手に通用するかはまだ判断できる材料がないからだ。ただ、可能性は示した投球だった。
既に公式戦一軍デビューしたように、2年前の惨状が致命的なものでない事を証明したわけだが、ここでメンタル面の課題を一つ乗り越えている。その上で、一軍デビュー後にまた一軍の壁に跳ね返された。オフの間にそこを乗り越えるべくトレーニングをする時間があったわけだが、今のところその成果が見えている。
昨日の試合では、黒田投手も良かったが、彼はまだ一軍の経験はない。一軍の壁に跳ね返された後、そこから改善傾向を見せている大曲投手の方が期待値は高い。大曲投手の方が一軍で何が通用しないのかという点を経験値として持っている分、改善点が明確だからである。更に言えば、デビュー戦の惨状後にメンタル面での明確な課題を短期間で乗り越えた実績もある。これは大曲投手に短期間で自らを変えていく対応能力の高さを示しているように見える。仮にそれが事実であれば、一軍の壁も短期間で乗り越えていく可能性がある。
2年前のデビュー戦があまりにひどかったので今がよく見えてしまうという側面はあるものの、当時の記憶と今の大曲投手を比較すると段違いなので成長に期待したくなってしまう。
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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