現時点での総年俸から推察するにライオンズの追加補強手段は乏しい。

今晩は。今後のラインズの補強が気になるtthgです。

近藤選手のソフトバンク入りが決定的との事である。一瞬夕刊フジに踊らされたが、流石にソフトバンクの財力には歯が立たない。これで、下記の源田選手の契約時に書いた記事で、tthgが今後のポイントとして指摘した「山川選手複数年」「近藤選手獲得」のいずれも実現しないという結果に終わった。

源田選手の大型契約を喜べるか否かは今後次第。

ただ、近藤選手獲得の資金は使用しなかったわけなので、その資金を使って新外人で勝負という最後の補強機会は残されている。ファンとしては、そこに期待したいのだが、tthg的にはあまりそれも現実的でないように思う。



源田選手に関する上記の記事を書いた後、ライオンズの契約更改は一気に進み、残りは髙橋投手を残すのみである。日刊スポーツの下記の記事を元に、育成選手を除き、新人とエンス投手を足すと約28.5億円。髙橋投手を6,000万アップの1.7憶で計算すると約29.2億円となる。

2022年は、下記の選手会発表の支配下選手25.1億に外国人を足すと28.1億円。(外国人についてはプロ野球データFreakのサイトを参照)2020年で同様の事をすると約28.9億円となる。

森選手の補償金があるといっても、人的補償を選択すれば約1億で補償選手の年俸も出ていくので実質はもっと低くなる。今の29.2億円という総額から1億引いても昨年並みの総額になる。ここから、近藤選手に4億も払った上に、外人補強で1.5億程度(昨年の支配下外国人からエンス投手とタカハシ投手を除くと約1.6億円)使うとは考えにくい。

この年俸更改状況を見ていると、主力の契約更改ラッシュが始まった12月1日~の時点では近藤選手獲得がない前提で年俸を提示していたように思えてならない。少なくとも、上記の年俸状況にプラス近藤選手というシナリオは、これまで10年単位で設定されてきたであろう暗黙の年俸のアッパーを大きく超えてくる話なので相当無理をして決断したものであるはずだ。

それを踏まえた時に、近藤選手がダメだったから、おいそれと次のターゲットに大金を注ぎ込むという決断はなかなか難しい。計画時点では、外崎選手や源田選手、エンス投手の年俸アップは不確かな要素だったので、「交渉が実らず想定より出費を抑えられるかも」という心理も働く(正直、FA選手に逃げられまくった経験や、円安による外国人相場の高騰を踏まえれば、外崎選手、源田選手、エンス投手の3名全員成功というシナリオは描きにくいのは当然である。)のでルビゴン川を渡れても、総年俸水準で5憶以上のアップという数字が現実的になった今、もう一度決断できるのかは別問題である。

そう考えると、外人補強で1.5億程度使うのと、人的補償での獲得で補強が終了というシナリオが一番現実的である。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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