解説者の皆さん。「ライオンズが強力打線」だったのは遥か昔の話ですよ。(実はこれはファンやフロントも直視しないといけない事実)

おはようございます。2018年が懐かしいtthgです。

中継の解説(特に他球団主催試合)で「ライオンズは強力打線ですからまだ分かりません。」とか未だに良く聞くのだが、あまりにも的を射ていないコメントである。ライオンズが強力打線を抱えていたのはもう2年も前の話である。2021年は9/10時点でチーム打率.247(リーグ5位)チーム本塁打87(リーグ4位)チーム総得点416(リーグ5位)と明らかに貧打である。2020年もチーム打率.238(リーグ5位)チーム本塁打107(リーグ3位)チーム総得点479(リーグ4位)とチョットマシだが、お世辞にも強打とは言えない。更に言うと、2019年も数字は良いが浅村選手が抜け、秋山選手はチャンスで打てず、山川選手が夏には絶不調と最盛期に比べると打線の迫力は落ちていた。夏場の追い上げは中村選手と先発投手の覚醒が大きく必ずしも常に2018年の打線の破壊力を保っていたわけではない。



おそらく、解説者は2018年の強烈なイメージのまま解説しているのだろうが、それではあまりにもお粗末すぎる。今は2018年の中核打者の多くはいない。浅村選手、秋山選手は物理的にいないし、山川選手、外崎選手は2018年に比べると別人のような数字・内容である。中村選手はヒットこそ打てるが長打力があからさまに下がっている。当時の主力で頑張っているのは源田選手、森選手、栗山選手ぐらいである。これでは打線の質が変わるのは当たり前である。

いくら、解説者がすべての試合を観るのが簡単ではないとしても、メンツと数字を見れば分かるようなことすら把握していないのはいかがなものか。去年だったら「そのうち復調してくるかも」という期待を込みで「(「潜在的に)怖い打線」とか言うのはまだ分かるが、今年までそれを引きずるの理解に苦しむ。

優勝したチームは「打てた」それすらなくなり投手に大きな改善が見られなかった。これは、解説者だけでなく、ファンもフロントも直視しなくてはいけない事実である。ライオンズはもう「王者」ではなく、「再建が必要な」チームである。投打とも育成(主力の復調)か補強でチームを変えなくてはならない。それを選手任せ、現場任せではなくチーム全体として取り組まなくてはならない。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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