二軍でも西川選手のサヨナラ打には価値がある。しかしそれ以外は、、、、。(2021年7月22日対スワローズ二軍観戦記)
今日は。二軍の試合をマッタリ見るのも案外良いと思っているtthgです。
結果的にはサヨナラなので、それは良かった。二軍の試合とは言え、勝ち負けは重要である。「これを抑えれば勝ち」というところで抑えるとか、「ここで打てれば試合を決められる」という場面で結果を出すことは一軍での活躍につながる。二軍の方が総じてレベルが低いわけだからより一層重圧のかかる場面で結果を出さないといけない。そういう意味ではサヨナラ打となった西川選手のレフトオーバーは価値がある。ただし、それとて木村選手のセカンドフライを松本選手がポロリとやって杉山投手が完全にテンパっていたので最低限の評価である。
対照的に、初回のホームランがあったものの、その後3度も得点圏で回ってきたにもかかわらず結果を出せなかった木村選手の評価は厳しくなる。特に木村選手がたまに大きいのを打てるのは既に証明済みであり、そこに加えて確実性なり、勝負強さなりがないと一軍では使いにくい。これで木村選手を上に上げざる負えないとかはチーム状況が厳しくなる。
同じ事は3,5、7回でいずれも得点圏で結果を出せなかった川越選手も同様である。川越選手も一軍を見据えるならこのチャンスのうち1回ぐらいは打たないといけない。昨日は結果を出した川越選手だが、今日は残念な結果だった。次回はそこを改善されたい。
一方で育成の中熊選手と長谷川選手はチャンスではなかったが2安打ずつ。特に長谷川選手は残りの2打席も犠打と四球で仕事をしている。彼らの場合即一軍というレベルを期待する選手ではないので、「とりあえず、出塁した」という事実が評価に値する。
投手の方は、渡邉投手は一応結果を残した。内容も悪くはない。ただ、ピンチで二打席連続坂口選手に打たれたのは気になる。彼はもう一軍で結果を残すことを求められるのだから、坂口選手相手でもピンチで抑えないといけない。特に二本目は内角低めストレートを捉えられており、球威面で不安がある。このヒットは高木選手のバックホームでアウトになったが、これはリクエストがあったら微妙なタイミングなので実質2失点という扱いが妥当である。そう考えると2軍で5回2失点なので評価は微妙だろう。(ただし、3回の1点は高木選手が突っ込み過ぎて先頭ツーベースが原因なのでかわいそうな面はあり。)
残りの投手陣については、相変わらず左に弱い小川投手は左神話起用される限り使いにくい。森脇投手は相手のバントミスと走塁ミスに助けられた。また西川選手の好捕もあったゆえの0なので評価できない。二軍相手に打たれた上、暴投で失点の佐野投手も同様である。ダーモディ投手は良かった。リリーフなら安定するというならそれは良いが、二軍でも必ずしも結果を残しているわけでもないので次回以降の結果を待ちたい。
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