もしかすると門田氏の真ん中だけ打てば3割理論は再評価すべきかも。

今晩は。真ん中に拘る男tthgです。

何回も同じ話題で恐縮だが、下記に3回取り上げた門田氏の真ん中だけ打てれば3割理論。これについては真ん中への投球割合が少ないので基本的には真ん中だけでは精度を極限に高めないと無理そうだった。

今一度門田氏の真ん中だけ打てれば3割理論を検証する。

門田氏の真ん中さえ打てれば3割打てる理論は今なお可能なのか数字で検証。

真ん中さえ打てればレギュラーになれるのか?


しかし、ここにきてtthg的には再度疑問が沸いてきた。この議論はあくまでも9分割したストライクゾーンを前提に真ん中への投球割合を考えてきたのだが、これは本当に正しいのだろうか。先日里崎氏がAIに判定させたら高めをどんどんストライクを取るので打率1割下がると解説で言っていたが、確かに現実には9分割ストライクゾーンのうち、上三つはほぼボールなのである。



上記のtthgの議論で元データとして引用したのは主に球辞苑の放送でのデータ、2021 プロ野球オール写真選手名鑑: NSKムック (NSK MOOK Slugger特別編集)データで楽しむプロ野球のサイトであるが、最初の二つはデータスタジアムがデータを出している。また、データで楽しむプロ野球さんのサイトも下記の作成者の書いた記事によればコースのデータはスポナビから取っておりこれもデータスタジアムが元データを作っている。

つまるところ、コースに関するデータはデータスタジアムがどのコースと判定するかによるということにある。スポナビの一球速報は9分割で表示されるが、現実のストライクゾーンとは乖離がある事は明白だ。その乖離をどう理解すべきか。tthg的には以下の二つが考えられる。

①スポナビの一球速報(データスタジアムの集計データ)の9分割のうち上三つは見送れば全てボール

②スポナビの一球速報(データスタジアムの集計データ)は実際にストライクとコールされるゾーン映像解析で9個に分けて表示している。

これについては実際の試合の映像と一球速報が開示されている期間に照合しないとなんとも言えないが、個人的には②の可能性が高いと思っている。そして、実際には腰ぐらいから膝までのかなり狭い範囲しかストライクを取らないので9分割したストライクゾーンの上下は非常に曖昧なシロモノということになる。極端な話上下は関係なくデータスタジアムのデータでコースが真ん中なら門田氏の言う「打つべき真ん中」という事なのかもしれない。少なくとも膝付近の少しを除いてコースが真ん中なら打つべき真ん中の部類になりそうである。そう考えるとおそらく、仮にデータスタジアム的な真ん中割合5.5%の2.5ー3倍は門田の感覚では真ん中になるだろう。

仮に2.5倍で計算するとレギュラーの年間での真ん中の球数は

5.5×2.5=13.75%
1打席平均4球として500打席で2,000球
2,000×0.1375=275球

これを4割の確率でヒットにできたら110安打。60個60四球を選べたら打率0.250出来率0.340

5割ヒットにできたら138安打。60四球で打率0.311出塁率0.396

これなら門田氏理論は数字的には可能性がある。勿論、真ん中だけ狙った時に5割ヒットが可能かという点は門田氏ならではの読みや選球眼、変化球への対応力という方が問われるので難しい問題はある。ただ考え方として参考にはなる可能性は上がる。tthgとしてはスポナビの一球速報が出た時に多少サンプルを抜き出して検証してみたい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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