メジャーのトレード市場の紹介と雑感

今晩は。最近野球を見るために使っていたタブレットを娘のアンパンマンに取られつつあるtthgです。

今日も英語でメジャー関連の記事を読んで記事の要点を紹介し、感想を書く記事を書きたい。(スマホで中継を見ながら書いてます。)今日は下記のメジャー公式ページに記載されるいるメジャーのトレードデッドラインにおける各チームの動向に関する記事。


要点は下記の通り。

・通常のシーズンのトレードデッドラインは7/31だが今年は8/31の午後4時

・今年はマイナーの契約が凍結されているので、60人枠(おそらくメジャー枠)に入っていない選手のトレードはできるが今年のシーズンはトレード先でプレーできない。

・プレーオフ進出が難しい、レッドソックス、レンジャーズ、エンジェルス、パイレーツ、ダイヤモンドバックス、ジャイアンツが選手を売る(実績のある選手をトレードに出す)可能性がある。

・フィリーズのリアルミュート選手、アストロズのスプリンガー選手、アスレチックスのシミエン選手、ヤンキースのルメイユ選手、ドジャーズのターナー選手などの来季フリーエージェントの超大物はチームが上位争いをしているのでトレードはない見込み。

・レッドソックスのJDマルティネス選手、マリナーズのカイル・シーガー選手は選手側に契約破棄できる権利があるので微妙。

・ヤンキース、ツインズ、ホワイトソックス、レイズ、アストロズはトレードでチーム強化したい意向。

・アスレチックス、カブス、ヤンキースは先発を最低一人追加したい。

・ブレーブスは対ドジャーズを考えて先発を最低一人追加したい。

・パドレスとメッツはどのチームが大きな動きを見せるか断定が困難な現状でも、積極的にトレードに打ってでると見られている。



おそらくトレードにおいてメジャーと日本で一番違う点は、超大物がシーズン中にトレードされるという点だろう。今年勝てないとみると近々にFAになる主力を放出して若手プロスペクトを獲得する。主力になんの見返りもなく出て行かれるぐらいなら「今年勝ちたい」というチームに主力を出して若手を獲得して将来のチームの核となる選手を取りたいということである。メジャー事情に疎いのでどこまでこの見解が正しいという自信はないが、日本のFAになって二束三文の保証で出て行かれるぐらいなら有望な若手を取れるほうがましと正直思ってしまう。

今年に関しては超大物級はマーケットにでない見込みなようだが、それでもセール(売る)する球団とバイ(買う)する球団が存在するのでマーケット自体は存在している。ここで上手いディール(取引)ができた球団が既存の戦力図をひっくり返して優勝する可能性があるというのも、リーグの一つの魅力である。日本においては上位でも戦力差がハッキリしていると先の展開が見えてしまいやすい。例えば2018シーズンのライオンズが下位からエース級を1枚でも獲得できたらCS以降随分と結果は変わっていたはずである。(残念ながら大物を出してほしいプロスペクトなどいなかったが、、、)

今回はメジャーのトレード市場の現況を紹介することが目的なのでそれを日本への制度的にどう応用していくかという点までは考えていない。しかし、トレード市場がシーズン中でも大きく動くというのはメリットも大きい。格差の固定化になるというデメリットもあるので簡単には論じることはできないが、トレード市場をどう考えるかという点は日本でも大きな論点である。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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