シーズンの流れを変え得る大きな勝利。(2019年9月11日対ホークス観戦記)
今晩は。仕事で録画観戦になったtthgです。
まず、この天王山に素晴らしい試合を観ることができて嬉しい。モチロン内容のみに満足する事はない。しかし、優勝を争う大一番で濃い内容のある試合を観ると痺れる。それは優勝争いの佳境にいるチームのファンの特権である。それを享受する事が出来て野球ファンとして嬉しい。そんな内容のあるゲームだった。ミスらしいミスは7回の木村選手のバントミスぐらいで後は本当に締まった試合だった。ロースコアだったが、5回の木村選手と外崎選手の中継プレーなど盛り上がる要素はたくさんあった。
一つ大きなポイントだったのは、3回裏の無死一塁で木村選手にバントさせずに打たすギャンブルを成功させ無死一、三塁とした事。ここでアウトカウントを増やさなかった事で満塁から森選手のタイムリーに繋がった。やはり、ここにバントの負の面が現れているし、5-6点勝負にしたい今のライオンズの状態にあっている。この大一番で普段と違う事を勇気を持ってやった首脳陣に拍手を送りたい。
さて、この素晴らしい勝利を振り返ると実は一昨日のマリーンズの勝利は非常に大きかったと感じる。なぜなら、0.5差ながら首位に立てたからだ。今朝マジックは心理的に重くのしかかるという趣旨の事を書いたが、僅差でも順位が入れ替わるのも心理的には難しい。先日のホークス三連戦二位チームがゲーム差なしまで追い上げても次の試合で負けるというのは良くある。去年の夏場のファイターズもそうだった。これらの事実はどんなに僅差でも順位表下位のチームにとって順位をひっくり返す試合の難しい事を物語る。
今回は0.5ながら逆転した。今度はホークスが0.5をひっくり返す立場に立つ。これは大きい。仮にマリーンズが一昨日負けていても、この二連戦連勝で順位が入れ替わる事は変わらなかった。しかし、マリーンズが勝った事で1勝でホークスを追いかける立場に引きずり下ろす方ができた。これでホークスの選手の心理状況に多少なりともダメージを与える事ができる。ゲーム前にはあまり考えていなかったが、実に大きい。
明日は千賀投手だが、基本的に千賀投手はライオンズが苦手で、特にメットライフは苦手である。そこに首位を逆転されたという重圧がかかる。その上中5。コマ不足のライオンズは十亀投手だが、まるで勝負にならないわけではないはずだ。ここを勝ち切ったらいよいよホークスは追い詰められる。ホークスの残り試合がファイターズやバファローズがほとんどとは言え、1.5差の逆マジックは決して簡単ではない。
もう一つ。兎に角全力でプレーして勝ちきりたい。流れはライオンズに向きつつあるし、今の実力を100パーセント出せれば十分勝機はある筈だ。
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