試合そのものは満足できる。しかし、今日からのリスクを考えると疑問。(2019年8月29日対ファイターズ観戦記)
おはようございます。諸事情で更新が遅れたtthgです。
昨日の試合自体はそこそこ満足できる内容だった。本田投手は粘り強く投げて久々の勝利。打線も前回閑古鳥だった杉浦投手を打ち崩した。しかも序盤はポップフライばかりで先が思いやられる内容のだったのにである。良い時は良い、ダメな時はトコトンダメという打線の傾向からすればこの結果は大きな収穫と言える。しかし、今日を見据えた場合、継投を疑問視せざる得ない。
今年のライオンズの目標とはなんだったのか。tthgは優勝たのに日本シリーズ出場すらかなわなかった去年の悔しさを晴らすためにCSを勝ち抜き日本一になる事と考えている。その観点からすれば今日からはじまる休養十分のホークスを3タテするための戦術が必要である。その戦術は言うまでもなく、虎の子のセットアッパー平井投手やクローザー増田投手を温存して体調万全で臨ませる事だ。
なぜ7回2点差で右打者得意の小川投手を平井投手に変える必要があったのか。理解に苦しむ。あそこを小川投手で切り抜け、残り2回を佐野投手で賄えば平井投手となって増田投手を休ませる事が出来た。モチロンそれはリスクを負う選択だが、逆転するためにはどこがでキャンブルする必要がある。ギャンブルするなら確率の高い方でギャンブルするのが当たり前だ。
今日からの三連戦は厳しい戦いになる。3タテしたいなら、平井投手と増田投手の3連投が必須と言って良い。(彼らの出番を待つまでもなく先発が崩れて終了という可能性はあるけど。)彼等が四連投して抑える可能性と右打者得意の小川投手が大田選手を抑え、かつ今年好調の佐野投手が2回を抑える可能性どっちが高いのか。確率の高いギャンブルは後者ではないのか。
それでも、小川投手や佐野投手が不安というなら、せめて平井投手は回マタギは回避して8回佐野投手、9回増田投手である。平井投手や増田投手は間隔が空きすぎるのもリスクという面はあるのでこのパターンなら理解するところはある。佐野投手も回マタギしなければ中2でホークス戦最終日にロング待機に期待する事もできる。
だが、なぜここで回マタギなのか理解できない。まあ今に始まったことではないので今更言っても仕方ないが、リスクを大きくしてホークス戦に臨む事になったのは確かである。
それから、少し蛇足になるが、ホークスと2ゲーム差は見かけ上詰まったが、試合数をこちらが多く消化した事に留意しておく必要がある。週頭の時点でライオンズの方が2試合多く残しており、その2試合を連勝すれば1ゲーム詰められるというアドバンテージがあった。しかし、それを今は使い切って逆にホークスは1試合多く残していて0.5ゲーム詰められ得る。その後はアドバンテージがなくなった今、1-2でもマジック点灯であり、8月後半無理して勝ってきたツケを加味すると3タテ条件の戦いである。
厳しい戦いである。しかし、こうしてまたチャンスがやってくると期待してしまう。今週6連勝条件だと言ったが一応その可能性は残した。だから、難しいと分かっていても血が騒ぐ。また今日も画面に向かってフルボイスになるのだろう。tthgが下手で悲観的な予想屋になる事を期待したい。
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