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シーズンの流れを劇的に変えられるかは明日次第。(2019年7月19日対バファローズ観戦記)

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今晩は。体調不良で記事の更新間隔が空いてしまったtthgです。

ほぼ負け確の試合を同点に追いついてレジェンドのサヨナラホームラン。それも400号という偉大な記録達成のおまけ付き。そして、遠く行ってしまったと思っていたホークスはまさかの4連敗てでゲーム差は4.5まで縮まった。しかも今日はエース千賀投手で連敗を止められず、更なる連敗の泥沼にハマる可能性すらある。自分達に加速する要素があり、相手が落ちて来てくれている。奇跡的な大逆転を実現するにはこれ以上ない展開だ。しかし、今日の劇的な勝ちが全てを洗い流してくれると確信するには心許ない試合内容だった。


先発の髙橋投手が初回に失点するも、3回辺りからスライダーで空振りを取れるようになり踏ん張ってくれたおかげで徐々に流れがライオンズに向き始めた4回裏。突如として制球を乱した山本投手が無死一、二塁で3-4番。ここは最低でも同点にすべきだが、外崎選手の併殺と山川選手の遊ゴロで取れず。山本投手を打つのが簡単でない事は間違いないが、このレベルの投手でも乱れた時にしっかり付け込まないと優勝、日本一は見えない。短期決戦で勝たないといけない日本一は特にそうだ。

6回表は、首脳陣がやらかす。髙橋投手が二死二、三塁のピンチを招くと武隈投手をマウンドに送る。髙橋投手が左苦手なのは分かるが、復帰してから球威も制球も微妙な武隈投手は選択肢としてあり得ない。出すとしたら良い時は三振の取れるマーティン投手だが、いまのライオンズ投手陣にランナー有りの場面で抑える事を期待して出せる中継ぎはいない。特にビハインドでは難しい。ならば今日は要所で粘り強く投げて来た髙橋投手に期待する方が良い。打たれたらからの今後の反省材料にしてもらう方がマシである。

7回表はから佐野投手を出していたが、この場面で佐野投手は勿体ない。佐野投手はロングリリーフができる。序盤で3-4点差がついたけど諦めるにはまだ早いという時や、僅差だけど先発がアップアップで調子が悪い時の5-7回に登板させたい投手だ。7回表で4点差では使いたくない。むしろ、この場面こそ武隈投手に任せて2回ぐらい投げさせて暖機運転させるべきである。6回髙橋投手でで行ってダメなら武隈投手、抑えたら森脇投手かマーティン投手で行くべきだった。なお、今日のちにに逆転できたというの結果論である。7回から4点差をひっくり返す事は普通はありえないという前提で継投策は判断しなくてはいけない。

それでも、今日のライオンズには、まだ巻き返すチャンスが与えられた。7回裏二死一、三塁から金子選手のセカンドゴロを福田選手がエラーして1点入った。相手がミスしてくれた点は試合の流れを大きく変え得る点なのだが、木村選手の四球の後秋山選手が遊ゴロで更なる追撃はならず。相手がミスしてくれたチャンスすら活かせないようでは連勝は難しい。ここで点を取っておけば金子選手のホームランで試合は終わり、増田投手と平井投手が休めた。

9回奇跡的な金子選手の同点ホームランで押せ押せなのに、続く木村選手の秋山選手があっけなく凡打して流れを切ってしまった。10回表に増田との三者連続ホームランでも打線は波に乗れず。11回表の平井投手またピリッとせず中川選手にど真ん中のスライダーをあわやホームランという打球を飛ばされる。金子選手と源田選手の見事な中継プレーに救われたが、平井投手の投球内容は悪い。

打線も継投も中継ぎも、みんなイマイチというのが今日の試合の現実である。ただそれでも、今日を境にチームが一変するという可能性はある。それぐらい劇的な勝ち方だった。こんなチャンスは滅多にない。レジェンドの400号が歴史に残る記録であると共に、後世のライオンズファンに「2019の奇跡の日本一のキッカケを作った一撃」として記憶にも残るホームランになるなら、こんな嬉しい事はない。その場合、既に「諦めた」と宣言したtthgが己の恥を全世界に向けて発信した事になる訳だがそんな事はどうでも良い。ここからライオンズが奇跡を起こすなら恥をかくぐらいなんでもない。だから明日今日の勝利をチームの勢いに変える勝利を掴み取って欲しい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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