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首脳陣の危機管理に問題有。(2019年7月2日対ファイターズ)

今晩は。怒る気力もないtthgです。

試合は髙橋投手の乱調で全てが決まってしまった。9連戦ののアタマでローテの柱を使ってこの試合では先が思いやられる。髙橋投手には「何やってくれてるの?」という気持ちはある。しかし、髙橋投手はエースではない。現状は他がこけたからエース格に当てはまっている投手だ。能力はエースになる資格のある選手だが通年で活躍した事はない。悪いなりに誤魔化すとか、修正して騙し騙し試合を作るとかはこれから勉強する段階だ。本来ならソロソロそういう段階でやってもらわねばならない投手だが、怪我の影響で経験値が足りなさ過ぎる。

髙橋投手のような投手を頭ごなしに叱りつけるとかは間違っているとtthgは考える。叱るべきは当然やるべき出来ることをサボった時であって、技術が足りない事を叱りつけるべきではない。むしろ、修正や誤魔化しのできる技術を教えられない指導者のほうが悪い。調子の悪い時が来ることを想定し、その対処方法指導するという危機管理ができていないのでは?と疑いたくなる。

少し話はそれるが、今日の試合で当然やるべき事、出来る事をしていないのは打線の方だ。8点差あって苦しいし、気持ちが切れやすい状況であった事は間違いない。しかし、ホークスがジワリジワリと差を広げてきている現状で簡単に試合を諦めてはいけない。加藤投手等は手も足も出ない投手ではない。8点差追いつかなければ失格とは言わないが、もう少し反撃してもらわないと打線も責任を果たしたとは言えない。打線のポテンシャルから言えば勝てないまでも相手を苦しめて明日につながる試合ぐらいはしないとダメである。


髙橋投手について、修正能力を指導できていないのでは?と書いたが、適切な指導があっても髙橋投手が炎上するのは一定程度起こりうる。次に問題なのはそうなってしまった後の対処をどうするかという点だ。2番手佐野投手は良いとしても、3番手に松本直投手では最後までもたない。なぜ武隈投手を上げるのに小石投手を下げたのかという疑問がある。左右の差はあるがイニングを稼ぐ事は小石投手の方が適性が高い。今日のような試合展開を想定していたら、一軍に残すべきは小石投手の方だった。首脳陣に先発の早い回での大炎上を想定するという危機管理が欠如している。

そして松本直投手の代わりに出てきたのがヒース投手。前回1点差の終盤に出てきて打たれると今度は完全な敗戦処理。ヒース投手への首脳陣の考え方が全く分からない。敗戦処理が足りなくなって1番調子が悪い中継ぎを使ったというなら、上記の通り、先発の早い回の降板に対する危機管理が甘すぎる。完全なる調整登板が必要と考えていたなら下でやるべきだ。9連戦の最中にそんな事やってたら投手が足りなくなる。こっちの場合も先への備えという意味で危機管理上問題がある。

結局最後は武隈投手まで使ってなけなしの中継ぎを使い込んだ状態で明日を戦う事にになった。それ故に明日は十亀投手に長い回を投げてもらう事が必須になってしまった。せめて松本直投手と相内投手を変えて万が一の第2先発を早めに投入出来る危機管理体制を整備してもらいたい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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