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ヌルい事を言った昨日の自分を大いに反省する。獅子に希望の光は見えない(2019年7月17日対マリーンズ観戦記)

今晩は。己の不明を恥じるtthgです。

昨日の下記の記事で「8回平井投手は5点あるんだから佐野投手で締めとこうよという気持ちもあるが初戦を落としてる上、他の目ぼしい中継ぎは大方昨日投げているので選択自体に文句はない。」などとヌルい事を書いてしまったが全面的に撤回したい。


sinndarさんからツイッターで下記のご指摘を頂いたが全く持ってその通りだった。本件は己の不明を恥じるしかない。

結局のところ開幕から無理使いされて来た平井投手には球宴から中2では回復しきれない疲労があるという事だ。6月辺りから怪しい傾向が現れはじめたが、限界が近いと見るべきだった。唯一のまともな中継ぎが壊れた時のチームへの痛みは計り知れない。ただ、こればかりは大事に使うしか手がない。大事に使っても回復するのか怪しい。対策は困難である。



試合の方は今日も幸運だった。秋山選手の逆転タイムリーは審判のプレゼントだ。2-2からの外角低めのストレートはストライクだった。今日の主審があそこを取らない傾向だったわけでもない。ここで三振だったら、試合展開は随分変わっていた。現状ストライクボールのリクエストはできないのだから、そうした事態にも耐える力が投手に求められるわけ。しかし、小島投手の実績ではそこまでは望めない。その後外崎選手に打たれたのも仕方ない。小島投手が経験のある投手で精神的にリカバーできる力があれば調子的には最小失点で終えた可能性は高く、幸運だった。

采配も秋山選手に打たれた時点で小島投手のメンタルは厳しい状況にあったのにバントを選択する空気読めてなさが問題だ。ここは単なる押せ押せではなく、相手投手のメンタルに物凄い打撃が加わった後で、併殺の可能性が低い源田選手なのだから大量点狙いが最善手である。というか去年優勝したチームはそこで強行する事を最大の売りにしていたではないか。自分達の野球を忘れては勝てない。それは去年の話というのが首脳陣の考えなのかもしれないが、その辺はやり方を変えて勝てる投手力があるのだろうか。今日も勝ちパターンでヒヤヒヤ、一昨年は勝ちパターンで逆転されたのだ。残された道は確率が低くとも打ち勝つ野球である。

この試合で良かった点は秋山選手に久々のタイムリーが出た事と本田投手の好投だ。本田投手は7回にも140台の球速を記録しており、スタミナ面も強化されている。おそらくは、ガムシャラに投げていた前半戦より少し力を抜いて投げ出したのではないか。本田投手の場合多少制球が乱れても緩急で誤魔化せるので大火事になりにくい。今日は要所ではコーナーに来る投球ができており、なお良かった。スタミナ的にギリギリだった7回、田村選手にすっぽ抜けの顔面付近を投げてた後もくずれなかった。シーズン前半ならあそこからガタガタ崩れた所だ。しかし、今日は最後は外の変化球で何とかするだろうと安心して観ていられた。そして、その通りになった。本田投手には個人的に期待しているので嬉しい好投だった。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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