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今日の勝利の意味は大きい。しかし同時に代償も大きい。(2019年6月20日対ドラゴンズ観戦記)

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今晩は。ダ・ゾーンの視聴環境に慣れないtthgです。

今日勝った事は非常に大きい。交流戦に入ってジリジリと上位との差が広がりつつある状況。今の戦力状況では大型連勝は見込みにくい。もう2-3ゲーム離されて交流戦明けでは苦しい。5-6ゲーム開いてくると夏場の三連戦は三連勝条件になる。そうなると大体無理に勝ちに行って下位のチームが負け越してそのままズルズルと優勝争いから脱落していく。去年のファイターズを思い出してもらえば納得して頂けるだろう。まれに去年のホークスのようなチームもあるが、それは下位のチームが何らかの事情で本来の力が出せない時に稀に起こる現象であり、今のライオンズがそれをできると考えない方が無難である。

以上の事を前提に考えた時、今日の試合は勝ちたい試合だった。現状パリーグの上位チームだとセリーグに負け越しはほぼない。現に今日もパリーグの上位は全チーム勝っている。今日負けたらら首位イーグルスと4ゲーム、3位ファイターズと1.5ゲーム。週末の結果次第ではかなり厳しい状況にならところだった。逆に今日勝った事で、週末勝ち越しさえすれば、ギリギリまだシーズンを楽しめるぐらいの位置には踏みとどまれそうである。(イーグルスとホークス両方とも3連勝とかはダメだけど。)


そう考えた時、今日の投手陣の頑張りは素晴らしかった。特にニール投手は良かった。tthg的には先週の炎上は点数程には悪くないと下記の記事で書いたとこだが、5回まで投げ切って2点なら相当良くやってくれた。マーティン投手以下も1点差を守り切る素晴らしい投球だった。


しかし、勝利の代償は大きかった。今日投げたマーティン投手達三人明日の登板は厳しい。交流戦でパリーグ上位の潰し合いがないのでここは少しは無理してでもという考え方はあり得ないとは言わない。しかし、3連投ともなればパフォーマンスが維持できるとは限らない。3連投して逆転負けでもした日には土曜の試合まで難しくなってしまう。その上マーティン投手まで使えないとなると難しい判断になる。

特に明日はセリーグの本拠地でDHがないだけに僅差で負けていると、髙橋投手がいくら良くても5回とかで降りる可能性もある。そうなるとなまじ僅差だけにトコトン投手注ぎ込んだ挙句負けて土曜までに厳しい状況になりかねない。そう考えると今日の勝利も手放しでは喜べなくなる。

痛かったのは5回と6回の一死で3塁にランナーを進めたのに取れなかった事。ここで一気に加点して平井投手達を温存する展開に持ち込みたかった。特に5回の源田選手のバントは作戦の選択ミスだ。先日髙橋投手の投げてる試合で中盤に木村選手バントがあったが、その時はランナー1塁で併殺の危険があった。しかし、今回はそれはない。髙橋投手以上に1点では不安のニール投手が投げてるのにバントで1点では物足りない。また今日は結果的に抑えたが、中継ぎも不安定ですぐにリードを吐き出してしまいがちである。正直バントする理由が見当たらない。作戦面を含め2点しか取れなかった攻撃は大いに不満である。

明日は兎に角打って勝つしかない。最悪負けても残り二つ連勝すれば良いという面もあるが、それは最後の手段である。我慢するのは相当しんどい状況だけに山賊に今日の分も仕事してもらいたい。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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