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優勝できないチームの典型的な試合。(2019年6月22日対タイガース観戦記)

今晩は。ライオンズは負けたけど、先日ギリギリ700を突破したTOIECの公式スコアが届いた事に少しだけ救われているtthgです。

今日の試合は「シーズン終盤まで微かな優勝の望みを繋ぐも結局はAクラス止まりのチームの典型的な試合」に思える。だいたいそういったチームは、ここで勝てば一気に上を狙えるという時に結果が出ない。逆に優勝するチームは厳しい状況になっても、何だかんだでかろうじて首位を守ったりする。今のライオンズにとって昨日からの三連戦は大きなチャンスだった。交流戦開始からジリジリとバの上位チームと差を広げられつつあった。しかし、交流戦最終週にドラゴンズ相手に3連勝。そして迎えるは6連敗中のタイガース。ここは6連勝を決めて上との差を詰める絶好のチャンスだった。しかし、結果は逆に今日まで2連敗で3連勝した分の貯金をほぼ使い尽くしてしまった。これこそ、優勝できないチームの特徴だ。


もちろん、それが実力という面はある。昨日の初回の三振ゲッツーやエラーは明らかに実力不足だ。今日の岩田投手を打てなかった事もそうだ。一方で、昨日の4回のリクエストで判定覆らずや今日の本田投手のポテンヒットがことごとく点になるなどは運の要素も多分にある。(ポテンヒットはタイガースが浜風を上手く利用したという面もあるが、大事な試合で慣れない球場での試合が巡ってきたという点では不運である。)今日は中村選手が2ホームランして山川選手が2安打。その間にリーグ首位打者の森選手がいる打順なのに、2点しか入ってないのも巡り合わせの悪さを感じる。

無論、運が良かろうご悪がろうがそれを乗り越えて勝つのが本当に強いチーム何だという意見はもっともだ。しかし、優勝できる時は運も味方する。昨年のライオンズの交流戦前後なんてハッキリ言って今より厳しい状況だったが、首位を明け渡すことはなかった。それは、ホークスが怪我人の影響などで本来の力が発揮できていなかったからという面が大きい。去年の今頃のホークスに夏場のような勢いがあれば簡単に首位を逆転されてそのままズルズル行った可能性が高い。また、シーズン終盤の所沢でのホークスとライオンズの6連戦はことごとくライオンズが勝ったが内容的には結果ほどの差はなかった。ホークス側からしたら「内容からすれば少なくとも2-3勝って然るべき」と言いたくなるところである。

今日の試合などを見ている、実力だけでなく、運の要素も足を引っ張っている。調子が出ない時にゲーム差無しまで追いかけてきたチームがファイターズだったという運を持っていた去年のチームとは大きく違う。結局、運も含めて、シーズンの優勝が決まるという事だとtthgは考えている。その観点からすると今日のような試合を観ると冒頭にも書いたように「こういう試合で負ける時はなかなか優勝できない」と感じざる負えない。勿論、結果が出ていないのに諦めるつもりはないし、全力で応援はする。運は非科学的な話なので、これから運も味方して追い上げる事も無いとは言い切れない。だが、そのシーズンの大きな運の流れみたいなものは大抵変わらない。それがtthgの経過則から来る結論だ。去年の夏場のホークスは優勝争いに値するパフォーマンスを示したが、最後の所沢決戦で実力以上に負けた。それが典型例である。

CSについては、プレーオフ時代から、シーズンの流れがひっくり返る事がままある。ただ、福岡では全く勝てず、東北には天敵だらけではそれも期待できない。正直明るい未来は描きにくいのが現状である。

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

なお、各回ごとのtthgのコメントを速報版にて記事にしております。本記事にまとめきれなかった部分もありますのでよろしければ下記の速報版もご覧ください。


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