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好調涌井投手を完璧に攻略した山賊打線とエースを出しても安心できない投手陣(2018年6月22日対マリーンズ観戦記)

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今晩は。今日は体力的余裕があるので夜記事を書いているtthgです。

打線は素晴らしいできだった。今日の涌井投手は球威、制球共に安定しており、本来は苦戦してしかるべき内容だった。1回は逆球が目立ったが、2回以降は概ねコースに来ていた。しかし、ライオンズの山賊たちは際どいコースをしっかり見極め、少し甘くなったところを痛打する。理想的な攻撃で5点を奪って6回途中で涌井投手をノックアウトした。もちろん甘い球がなかったかと言えばそうではない。しかしあの程度の失投であれば、相手もミスショットしてQSぐらいは達成できるはずなのに結果はノックアウト。涌井投手的にはやってられんという感じだろう。

特に6回無死二、三塁の場面での涌井投手の投球は素晴らしかった。齋藤選手を三振に取った後、炭谷選手がファウルで粘っていい加減根負けしそうな状況なのにストライクを投げ続け二人を三振に取った。さあこれで金子選手を打ち取って次の攻撃に弾みを付けたいという時に、金子選手に技ありタイムリーを被弾。最後の一球となった金子選手への低めの変化球もストライクからボールになる球でウイニングショットとして十分通用するはずの球である。あれをヒットにされては可哀そう。試合の大勢はここでほぼ決した。

この状況でライオンズはエース菊池投手が登板中。昨年の菊池投手ならもうあとは完封できるかな?というのが関心事で勝敗の行方など全く心配いらない。しかし、今年の菊池投手ではそうはいかない。今日は前半抑えていたが、140前半のストレートが散見され肩の不安がぬぐえない投球だった。それでも抑えていたし、数字以上に速く感じる球を投げていた。大量点をとった後150が出始めたので強い球を投げられないわけでもない。しかし、前半の球速表示は不安である。前半抑えていたのか、大量点が入って力まずに投げて上手くいったのか。まだ評価は保留するしかない。だが、肩の不安はついて回る。

8回、9回はヒース投手と新クローザーカスティーヨ投手。ヒース投手は抑えたが、連打を浴びた。カスティーヨ投手はあわや同点や逆転を予感させる炎上一歩手前。5点差あってこの投球ではとても安心できない。カスティーヨ投手の炎上癖はクローザーにとって致命傷になりかねない。精神的にも脆さを併せ持ち一度捉えられると一気に崩れ立て直しが効かないという不安もある。(今日は踏みとどまったけど。)ほかに選択肢があまりない配転なので仕方ない面もあるが、先発一枚削るリスクを負って獲得したクローザーがこれではリスクに見合っていない。不安はつきない。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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