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7/30 対マリーンズ

ライオンズ:7
ロッテ:3

昨日はじっくり観ていないので、簡略版で

お品書き
・井口の衰え?
・牧田と増田の比較
・マリーンズファンの良いところ?

・井口の衰え?
7回裏ツーアウト1塁で井口がレフトフライを打ったが、正直打った瞬間ヒヤッとした。レフトスタンドに放り込まれたイメージだったが案外伸びなかった。正直真っ芯だったかとか、少し差し込まれたとか技術的な面での違いがあったのかもしれないが、ダイエー時代の全盛期の井口のイメージからすると完全にレフトスタンド行きに思える一撃だった。それでも、レフトの頭を超えるどころかアウトだったのは「衰え」であるように見える。ここでホームランが出ていたら、まだマリーンズにチャンスがあったのでこの試合という意味でも大きかった。

・8回9回に牧田と増田が登板したが、正直増田より、牧田のほうが信頼をおける印象だった。増田は150越えの速球とコントロールがあってよい投手だが、変化球に不安がある。いつでもストライクの取れる変化球が見当たらない。140越えのチェンジアップがあるのだが、如何せんストライクが入っていない印象である。変化球のストライク率があった教えてほしいが、印象的には増田の変化球は信頼がおけない。それに対して牧田は変化球でストライクが取れるし、変則フォームゆえに130くらいストレートで勝負できる。それからクイックという武器もある。経験値的にも牧田の方が上だし、牧田クローザーもありでは?と考えさせられた。

・マリーンズファンの良いところ?
正直今期のマリーンズはほぼ終戦と言ってよい悲惨な状況で、海外のサッカー場だったら、ブーイングが飛んできそうだ状況だが、マリーンズファンは試合の最後まで大声で応援していた。マリーンズ愛」を感じさせる良い話である。しかし、サッカーの世界で盛んに議論されているのだが、「ファンが生ぬるいと選手が成長しない」という側面もある。ブラジル代表はワールドカップで負けたら生卵が飛んでくるだから、選手が必死になって頑張る、一方日本代表は負けてても「感動ありがとう」みたいになる。これでは選手が必死にならないというのが、サッカーの世界でセルジオ氏や金子達仁氏が言っていることである。同じことが野球にも当てはまる気がする。マリーンズファンの愛が強いがゆえに厳しい批判がないから選手が強くならない。それは一面の真実があるように思う。私はセルジオ氏たちが言っていることが全面的に正しいとは思わないが、負け続けているときにもファンが全く声を上げないというのは若干問題があるのかと思う。負けが込んできたときにこそ、チームを愛するがゆえに苦言を呈するということは度が過ぎない程度に必要と考える。同じことはライオンズでも課題の一つだと思う。

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